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夜がこわい

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もう3か月位、冬馬が夜中に起きることが続いている。
突然叫び声を上げて、夢に怪獣が出てきたとか、トラムの走る音がするから、風が強いから眠れないなど、何かしら理由をつけて毎晩起きる。
元々寝付きも悪く眠るまでグズグズと愚図って時間がかかるのに、やっと眠ったと思っても3、4時間毎に起きるので、夫も私もその度に起こされて、途切れ途切れにしか眠れない日が続いている。眠れない原因をいろいろ調べているうちに、夜驚症というものを知った。夜驚症は3歳~6歳くらいの子供には珍しくない事らしい。
赤ちゃんがえりのようにもなって、こわいから私達のベッドで寝たいと駄々をこねたり、サイドランプを朝までずっとつけっぱなしにしないと眠れなくなってしまった。
一度目が覚めると私達が起きて来るまで叫んだり、家中の明かりを全部付けてまわって話しかけ続けたり、なかなか眠れないというか眠りたくないようで、しかし朝になるとやはり眠くて仕方ないらしく、保育園にも1時間以上も遅刻して行ったり…。

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5歳になってしばらくして、この症状が出るようになった辺りから、乳歯も抜け始めた。
自分の子供時代を振り返ると、最初に歯が抜け出したのは小学校に入った辺りだと思っていたので、こんなに早く抜けるものなのかと少し驚いた。
最初に抜けた歯は保育園でお昼寝中で、どこにいったか分からなくなり、2番目は保育園の子が悪ふざけしてぶつかって来て、ポロっと取れてなくなり…。突然歯が抜けて驚いて泣いていたら、他の子に、「夜寝る時に抜けた歯を枕の下に入れて置くと、朝起きたらコインになってるんだよ。」と言って慰められていた。しかし、抜けた歯は一つも手元に残っていないのだけど。
今朝起きると夫がすばやく枕の下に2ユーロ硬貨を忍びこませたようで、お金が入ってた!と喜んでいた。

成長するにしたがって自然に眠れるようになればいいのだけど、それにしても親の方もずっと睡眠不足が続いて参っているので、保育士に相談してみたら、子育てを支援する市の専門機関があるので、そこで児童心理カウンセリングを受けてみてはどうかとすすれめられた。
冬馬の話に少しでも耳を傾けようといろいろ尋ねても、わからない…としか言わないことも多く、まだまだ言葉に出来ない事がたくさんあるようだ。
からだも心もすごいスピードで成長している冬馬の中で、今何が起こっているのだろう?
何を見て、何を感じているのだろう?

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このところの温かさで凍っていた海の氷もとけてしまった。
冬馬の心の中にある固い氷のカケラも、いつか溶ける日がくるのかな?


2015.01.17 | こども部屋

白い羽根の王冠

手先が器用というタイプではないけれど、子供の頃から工作が好きだった。
手芸はもっときめ細やかな配慮が必要な気がするけれど、工作というとダイナミックに多少大雑把でもいいかなというイメージを持っている。
今月は誕生日ということもあり、冬馬へ王冠のようなものを作ってみた。
これは以前帽子を買った時に、型くずれ防止のための厚紙で出来た型が入っていて、それが王冠そっくりの形でしかも頭囲も調節出来るものだったので、思いついたのだった。

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子供の頃に絵本などを見て思い描いた、王様が被っているような、色とりどりのキラキラした宝石や羽根飾りがついた王冠。ふわふわの白い羽根とカラフルなラインストーンなどのパーツを使って、思いつくままにどんどん貼付けて隙間を埋めて、最後は金色のリボンで淵を覆ってみた。

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こういう工作は、やっていると完成するまでやめられなくなる。最初は冬馬と一緒に、どれをつけたいの?なんてのんびり聞きながらやっていたのが、最後はそっちのけで自分の方が夢中になっていた。
冬馬はすぐに飽きてしまって、玩具で遊んだりゲームをしたりしつつ、たまに戻って来てパーツをひっくり返して怒られたり。家族が寝た後も、時間を忘れて作り続けたのだった。息子のためというより、結局自分が作りたいから作っただけ(笑)。
あんまりきっちり作ろうとは思っていなかったので、手作り感満載って感じの出来ではあるけど、一応頭の中にあったイメージには近いものになったので、すっきりした。

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出来上がって冬馬に被らせたら喜んでくれたので、よかったかな。サイズ調節できるので、ちょっと飾りを足したりして、来年もまた被ってもらおうと思っている。

2014.09.21 | こども部屋

5歳の誕生日会

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早いもので、冬馬も5歳を迎えた。
今年は冬馬の希望でカーズのケーキを、ということだったので挑戦したものの失敗…。
苺のムースを作って、糸をピンと張って削ぐようにして車の形にするところまでは何とかなったけれど、嫌~な予感的中。ラズベリーのピューレを使って赤いナパージュをかけようとして大苦戦…。素直にゼラチンを使えばよかったのに、ペクチン粉にしたのがつまずきの元であった。
袋に書いてある分量通りのはずが、固まらない固まらない、かける側からどんどん流れ出し床までボタボタに…。
心の中で、助けてーっ!!助けてーっ!!と叫んでもどうにもならず(泣)。1時間近く悪戦苦闘し、ゆるゆるだけどやっと固まりだしたので、ナイフで塗りまくって押さえて。しかし異様なほど水分が染み出て来てさらに2時間近く経過…。もうやり直す気力も時間もなく、顔の部分をチョコで作るのが精一杯で、他のパーツは全部省略(汗)。
もうたぶん2度と作らない。キャラクターのケーキなんて、もう無理…絶対来年は無理…とかなり凹んだ。

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今年は誕生日会の開始時間が遅めだったので、料理は作らずお菓子類を多めに。
唯一作ったご飯らしきものが、この甘くないケーキVoileipäkakku(ヴォイレイパカック)。フィンランドではホームパーティーをする時などによく出て来るもので、オープンサンドにクリームチーズを塗り、ハムやトマトなどでケーキのように飾り付ける。お店では売られていなくて、基本的に各家庭で作るケーキ。今回中身はスモークサーモンや卵バターを入れた。

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あとはマフィンを焼いたので、クリームやトッピングで飾り付けをしようと生クリームを絞ろうとしたら、今度は泡立たない…。もうすぐ子供達が来る時間になっても準備が終わらず、急遽夫が近くのスーパーに走り、スプレーするとムース状の生クリームが出て来る缶を買って来てくれたので、もうそれで代用。しかしこれもすぐに溶けてドロドロに…。
もう今回はバタバタで、ぜんぜん計画通りに出来ず、やはりこの手のお菓子は年に1回くらいしか作らないから、毎年まったく上達せすに同じ失敗を繰り返してしまうのだった。

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しかし子供達はそんな事はまったく気にしてなくて、ひとしきり食い散らかした後は、自分が持って来たプレゼント(ほぼ全員LEGOだった)の包みを自分で開けて、みんなそれぞれ熱中して組み立て始めたのには笑った。
あの~それ冬馬へのプレゼントじゃないの?しかしその事を冬馬に言っても「いいじゃないかぁ」という寛大な答え(笑)。

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今年の私からのプレゼントは、日本のネットショップからウルトラマンのフィギュアやVoovを購入して、ちょうどいいタイミングで友達が日本から遊びに来る時に持って来てもらえたので、とても助かった。ありがたい。
最初は無理してまで日本の玩具はいらないかなと思っていたけれど、冬馬が毎日YouTubeで、日本の玩具の動画を食い入るように見てほしがっていたので、プレゼント出来てよかった。
ただ、物が沢山あるという事だけに満足してほしくはないのだけれど。
とはいえ、ケーキを食べて友達といっぱい遊んで大興奮で、今年も楽しい誕生日会になって良かった。

2014.09.16 | こども部屋

ことば

わたしたちが おたがいに
どんなふうに はなしかけたらいいか
おしえてくれるのが ことば。

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ポール・ランドの絵本「ことば」。シンプルな切り絵とタイポグラフィを組み合わせたコラージュなどが楽しい、洒落た装丁も素敵な1冊。日本語訳は詩人の長田弘さん。
私が以前から持っていた絵本の中で、冬馬が好んで読んでほしいという本。
日本語の絵本は私が読んで、フィンランド語の本は夫が読んで聞かせています。

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保育園に通い出してから、冬馬のフィンランド語は急速に発達したものの、日本語の方はのんびりペースだったのが、ドラえもんなど日本のアニメを毎日食い入るように見始めてからは語彙も増えてきて、それまで冬馬との日本語での会話は、どこかチグハグで外国人と話しているようだったのが、「僕」「~だよ」と、自然な言い回しになって来て、子供の吸収力ってすごいな、と感じさせられます。

ある日、冬馬が夫とお風呂に入っていた時、フィンランド語で数を数えた後、夫へ日本語で、いち、に、さん、と先生のように教えている声が聞こえてきて、思わず笑ってしまいました。
自ら進んで私や夫に、日本語だとこう、フィンランド語ではこう言うんだよ、と教えてくれるようになりました。
保育園でも最近は、友達にも日本語を教えているそうで、昔日本に住んでいたことがある保育士の人や、仲の良い子のお母さんに会うと、日本語だと何て言うの?と聞かれたり、朝会うと「オハヨゴザイマス!」「コニチワ!」なんて、たどたどしいけど日本語で挨拶してくれるのは、親しみが感じられます。
ここで暮らしていると、当たり前だけど、周りが外国人なのではなく、自分が外国人なんだなぁ…と、しみじみ感じる事も多々あり、そんな時こんなほんのちょっとした言葉を聞いただけで、ほっとしたり嬉しくなったりします。

その一方「ことば」で、救われたり悲しくなったりも。
冬馬と私が話していると時々「Mitä puhutte?(あなたたち何話してるの?)」「ワカンナイ!」と皆がどんどん集まってくるのは面白かったりもするけれど、保育園へ迎えに行った時に一度だけ「お母さん、日本語で話しかけないで。」と言われた時は、ちょっとショックでした。
その後そういう事はなく、他の子の前でも日本語で話してくれているけれど。
日本語で話すのが恥ずかしいと思ってほしくないから、冬馬の友達の前でも、いつも冬馬とは日本語で話をします。


2014.03.03 | こども部屋

光のスープ

イギリスから「光のスープ」という素敵な小冊子が届きました。

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以前からその詩的な世界と、子ども達と丁寧に向き合う暮らしに尊敬の念も抱きながら、一読者として彼女のブログを楽しみにしていました。
育児は育自と書いてあるように、息子がお腹に宿ったことを感じた瞬間、産まれた日のことなど、日々の混沌とした子育ての中で忘れかけていた、自分の核(コア)となる部分を彼女の言葉ではっと思い出すことも多く、初心に戻ることの大切さを教えられました。

頭でたくさん考えるより、これからも自分の直感を信じて、子供や家族、人生とつながっていけたら…と思いました。



2013.12.18 | こども部屋

4歳の誕生日

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先週は冬馬4歳の誕生日でした。
誕生日当日は押し寿司を作って軽くお祝いして、週末に誕生会を開きました。

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毎年悩む誕生日ケーキ、ついに今年は冬馬からのリクストが来て、最初は飛行機のケーキ作って!と言われたけれど、デコケーキとか作ったことないし形的にも難しそうだったので、お願い汽車にしてー!と変更してもらいました(苦笑)。
しかし汽車でもけっこう四苦八苦…。アメリカの動画などを参考に真似てみたものの、付け焼き刃ではあまり上手くできず…。
バナナパウンドケーキの土台にクリーム塗って飾りで誤摩化し…。ほんとは着色料が沢山のお菓子の飾りとかやりたくないのだけど、誕生日だしということで、グミやキスチョコやオレオなどなど、これだけ一度にお菓子を見た事も食べた事もない息子は舞い上がり、はしゃいで周りのお菓子だけ食べ土台は残す始末…。こらーっ!
まぁ見た目を優先したせいか、自分で食べてもケーキ本体はあまり美味しくなかったので、無理もないのだけど(爆)

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冬馬にはつい最近までチョコレートを食べさせていなかったせいか、あげても美味しくない!と言って好きじゃないようなので、 親としてはしめしめ!という感じ。
大人用に焼いたスフレチーズケーキの方が普通に美味しくて食いつきもよかった(苦笑)。
来年はもうデコケーキはやりたくないなぁ…と。でもリクエスト来ちゃうんだろうな…。

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今年はフィンランド人の子も招いたので、冬馬が大好なお寿司が食べられない子もいたりして、ちらし寿司の他にはこれが食べられない子はいないだろうという位フィンランド家庭料理の定番ミートボールや、ミニサンドイッチなども作り、なんだか統一感のないおかしなメニューになってしまった。子供中心のメニューにしたのは今年がはじめて。


【“4歳の誕生日”の続きを読む】

2013.09.17 | Comments(8) | こども部屋

島の動物園へ

息子も夏休みに入り、家にいると飽きて騒ぎ出すので、とにかく毎日どこか外へ遊ばせに行かなければならなくなり、体力勝負の日々が始まり親は早くもクタクタです…(苦笑)。
最近夫の幼馴染みが、ヘルシンキ近辺の街に引越して来たので、夏休みという事もあり、ちょくちょく家族で会うようになり、この日もコルケアサーリという島にある動物園へ行って来ました。

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中心部から車でも20分位で着く距離にあるのですが、夏だしということで、マーケット広場から出ている船に乗って行ってみました。船が大好きな冬馬も大喜び。

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夏に来たのは初めてで、あちこちに夏の野の花がわさわさ生えている風景と、爽やかな風が海から吹いて来る感じが、開放感があって良かったです。

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島の動物園は取り立てて珍しい動物がいるというわけでもなく、いつも寝ている動物が多くあまりちゃんと見られなかったり、ゆるーい感じなので、どちらかというと島を歩き回って自然を楽しむという感じです。

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島内には子供が遊べる遊具のある公園も何カ所かあるので、冬馬も友達家族の年の近い男の子と遊ぶのが楽しかったようで、島中二人で駆け回ってお兄ちゃんにずっとくっついていました。いつも慎重で臆病な方なので、新しい遊具などには滅多に乗らないのに、お兄ちゃんが乗ると、ちょっと怖がっているものの頑張って一緒に遊んでいたのが、親としてはちょっと新鮮でした(笑)。

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ほぼ半日子供を遊ばせ、帰りも船に揺られて家路へと着きました。
家からも近いので、この夏はまた何度かお世話になりそうです。

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2013.07.09 | こども部屋

日本からのお友だち

日本から友達親子が遊びに来てくれて、毎日一緒に公園へ行ったり、スオメンリンナへ行ったり。

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友達の息子くんと冬馬もすっかり仲良くなり、兄弟のようにふざけたり。
少しお兄ちゃんのG君の真似をして付いてまわってました。

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ずっと一緒にいられるものだと思っていたので、日本へ帰国する朝は、大泣き。
日本へ行きたい!日本へ行きたいよぉ!!と泣き止まず…。
お母さんだって日本へ帰りたいよ~!と、こちらまでホロリとしてしまいました。
保育園から帰って来ても諦めきれないようで、また大泣きするので、仕方なく一番小さなスーツケースに荷物を詰めさせました。
せっせと嬉しそうに服や本や食べかけのお菓子まで入れている冬馬…。

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友達親子が帰国してから2日経ってもG君…と言っているので、忘れられない楽しい思い出になったようです。
大きくなっても友達でいてくれると嬉しいな。


2013.05.30 | こども部屋

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