蒔絵の香合
冬馬の出産祝いにと友人がプレゼントしてくれた蒔絵の香合。
友人の親族でもある蒔絵師・伯兆さんへ注文して制作していただいたもので、私の好きなキノコがいっぱいの図案が素晴らしい!
縁取りは金、内側には漆や毒キノコの水玉部分にはさまざまな技法の螺鈿が施され、ちょっと怪しげで渋カワイイ雰囲気もとってもツボな一品。
さすが私の好みをよくわかってくれている友人が注文してくれただけの事はある。
裏にも技あり。
北欧らしくベリーや。。。
飼い猫マメにちなんで黒猫まで入れていただきました。
この香合は、へその緒入れにと贈ってくれたのですが、フィンランドでは日本のようにへその緒をとっておく習慣がありません。旦那さんに話したら本当にそんなものとっておくのかと驚愕され…。
こちらの出産はほとんどが父親立ち会いなんですが、記念になのか最後へその緒を切るのもお父さんだったりします。
なので、絶対へその緒切ってよ!と旦那さんに頼んでいたのですが、最後の最後、冬馬の体がデカすぎてなかなか出てこられずドタバタしていて、あっさりお医者さんに切られてしまったのは、ちと無念…。それでもへそから数センチ残して切られクリップで止めてあったので、自然にポロッと取れた部分をとっておいて窓辺で乾燥させていたはずなんですが、引越のドサクサに紛れていくら探しても見つからない今日この頃…(汗)
友人は乳歯入れでもいいんじゃないの?と言ってくれたのですが、とっても素敵な香合なんで惜しくなり私が使っちゃおうかな~と。。。あはは。名入れまでしてもらったのに、スミマセン。大切に家宝にしますので。
他にも伯兆さんの作品は、蒔絵の伝統的な技法を使いつつモダンで素敵な図案がたくさんあって、いつか帯留を注文してみたいなぁと夢が広がるのでした。
日本の伝統工芸ってやっぱり素晴らしいですね。
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2010.03.04 | Comments(14) | 可愛いもの/好きなもの
