フィンランド夏のスープ Kesäkeitto
久々にフィンランド料理のご紹介。夏のスープ「Kesäkeitto」。
カリフラワー、エンドウ豆(sokeliherne)、ジャガイモ、にんじん、を水で煮て、最後に小麦粉を入れた牛乳を加え、パセリ、ディル、わけぎ又は小口ネギ(ruohosipuli)をパラっと散らし味付けは塩だけという、とってもシンプルなスープ。
今回は旦那さんの好きな、Lanttu(ランットゥ)と呼ばれる黄色い大きめのカブのような根菜も加えました。
夏の野菜がたっぷり食べられるので、ビタミンやミネラルたっぷりなところがいいです。
レシピは最近買ったフィンランドの家庭料理本「Kotiruoka」から。この本は1908年に出版されてからずっとロングセラーらしく古本屋さんでもよく見かけます。調理道具が並んだ装幀が素敵。パイ生地の包み方や飾り方とか、ハサミで魚を処理する方法とかいろいろ載っていて面白いです。ただ計量がフィンランドはccじゃなくてdl表示なので、ちょっと困るんですけど…。
実は旦那さん、このスープが子供の頃は苦手だったらしい。なんだかそれはわからないでもない…。
味付けが塩だけなので、よく言えばあっさりしてるけど旨味がちょっと物足りない感じもするのです。採れたての味がしっかりした野菜を使うなどすればまた違うのかもしれませんが…。
そんなわけで私は白胡椒、スープストックもちょこっと入れました。もっとコクが欲しい人は、少し生クリームも加えるといいかも。
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2009.07.29 | 料理
