ハロウィンのかぼちゃクッキー
フィンランドでは元々ハロウィンの習慣はないものの、ここ数年でハロウィンをイベントとして楽しむ傾向になって来ている。
我が家も今まではあまりやる気がなかったのだけど、昨年ジャック・オー・ランタンを初めてくり抜いてからというもの、冬馬はハロウィンが好きになったようで、今年はクッキーも焼いてみた。
ネットでレシピを探していたら、かぼちゃ型のクッキーを見つけて、さっそく冬馬と一緒に作ってみた。
もっと冬馬が小さかった頃は、一緒に小麦粉粘土でパンや野菜を作って遊んだりしていたことを思い出して、楽しかった。カボチャのへたの部分は、カボチャの種を差して、かぼちゃ尽くし。
このクッキーは材料も少なく生地の扱いも楽で簡単に出来て、見た目も可愛らしく、なかなかよかった。
かぼちゃのペーストが、まだたっぷり残っていたので、前々から作ってみたかったアイスボックスクッキーも試しに作ってみた。これは成型がけっこう難しかった。いちいち生地を凍らせたり冷やしたりしないといけないので、時間もかかる。
かぼちゃの口や目、鼻を棒状に作って配置し、凍らせ固めた後に切って焼く。切っても切っても金太郎飴のようにかぼちゃの顔が出て来て、この作業はかなり楽しい。
残ったココア生地でコウモリや黒猫の型を抜くのは冬馬も一緒にやった。
アイスボックスクッキーはちょっと手間はかかるけれど、一度に沢山出来るらしく、2本分生地を作ったものの、1本はまだ冷凍したまま。数えたら1本で30枚も焼けたので、次の日会うことになっていた友達にもお裾わけした。
冬馬の小学校では、これから仮装の日の他に、18時〜20時迄とちょっと遅い時間にディスコ大会も開催される。なぜかハロウィンの10月31日ではなく、いつも11月に入ってからこうしたイベントは行われる。
フィンランドでは11月の第一週に諸聖人の日(万聖節)というのがあり、こちらの方が重要らしく、この日はお墓参りをしたり死者に祈りを捧げ静かに過ごす日なので、パーティーとは真逆な日なのだけれど。
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