Tyrni シーベリーの実
近所の海辺で、Tyrni(トゥルニ)・シーベリーの実を見つけた。Tyrniはオレンジ色をした小さな実で、生い茂るように実っていた。
フィンランドでは、ジュースやジャム、リキュールに加工されてよく見かけるベリーだけれど、まさか家の周りに生えていようとは思わなかった。
Tyrni(シーベリー)のことを調べてみると、なんと2億年以上も前からあるベリーで、ヨーロッパやロシア、中国ではおなじみのベリー。ビタミンA、C、Eが豊富。そのためかフィンランドでは化粧品などにも配合されていて美容にも良いらしい。最近日本でも注目されているようで、北海道で栽培が始まったそう。
Tyrniは、生で食べると酸っぱくて、ほとんとが皮と種という感じ。柔らかい実が潰れると柑橘系の良い香りがする。枝にはトゲがあるので、摘んでいると時々チクッと刺さって痛いしちょっと摘みにくいけれど、せっせと毎日のように冬馬と散歩がてらちょっとづつ摘んで、朝食のヨーグルトに入れて食べるようになった。
近所の子と一緒に行ったら、摘みながらガブガブ食べていて、酸っぱいのも平気なよう。よく見ていると、ジョギングや散歩をしながらちょっと摘んで立ち食いしている人達もいる。Tyrniが実っていることを知っている人も多いよう。冬の貴重なビタミン源として、冷凍保存しても良さそうだ。
まだまだ食べられるベリーがあるんじゃないかと、目を光らせて散歩している今日このごろ。
- 関連記事
-
- 氷点下25度 (2016/01/08)
- Tyrni シーベリーの実 (2015/10/13)
- 森からの秋の恵み (2014/10/18)
