帰郷
3年ぶりの一時帰国。成田から真っ直ぐ、震災後はじめて故郷の福島市へと向かった。
沢山の人々が大きな波に翻弄されたにもかかわらず、久しぶりの故郷は何も変わっていないようにそこにあった。
その何も変わっていないような風景の中に、時折見慣れないものが目に飛び込んで来るのだけれど、それさえももう日常のものとなっていて…。
苦しみ、悲しみ、怒り、迷い、願い
それでも毎日は過ぎてゆく
あの日から4年という歳月は確実に流れ
変わったもの、変わらないもの
今もここには人々のささやかな暮らしがある
遠く離れていても、ここが私の原点
私に出来ることは、ここから目を反らさず
これからも見続けてゆくこと
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