再び、森の中の民芸品市へ
冬馬にせっせとスーツケースに荷物を詰めさせ向かった先は、日本ではなくラトヴィアでした。
今年も、年に一度リガ郊外で開かれる森の中の民芸品市へ行って来ました。
前年は雨まじりで肌寒かったのが、今年は良く晴れて気温も28度まで上がり夏日でした。それでも会場になっている野外博物館は広大な森の中で木陰があり、すぐ側の湖から時おりサーっと気持ちの良い風も吹いて、夏だ!と感じました。
今年は天気が良かったせいか、前年にも増して沢山の出店数だったような…。
今回は家族連れとはいえ、ほぼ100%お店の買い付けで来ている事もあり、会場では夫に息子を頼み、私は半日別行動で手編みのミトンや木工品、手織物の買い付けに懸命でした。膨大な量のミトンを見続けたせいか、その日の夢の中にまでミトンを選んでいる自分が出て来る程…(笑)
道の両端にズラっとお店が並び、森の中なのでくねくね曲がったり、行き止まりで Uターンしたりしているうちに、どこまで見たのかわからなくなったりで行ったり来たり。いやはやこれは、やはり1日では到底じっくり見るには時間も気力も足りない…と感じました。
民芸品市では、ラトヴィアの民族衣装を身につけた人を見るのも楽しみの一つ。昨年は天気が悪かったせいか着ている人をあまり見られなかったのが、今年は沢山見ることができました。そして、頭に野の花を摘んで作った花冠をかぶっている人も多く、森の精みたいでとっても素敵!
一番奥まで進んでゆくと広場のように開けた場所に出て、そこにはバーベキュー料理の屋台が沢山出ていて、お昼ご飯にしました。
肉や野菜の串焼きや丸ごと肉塊をガブっと食べている人多数。ラトヴィアはドイツやポーランドなどの影響も受けているらしいので、お肉料理が美味しい。ザワークラフトもよく付け合わせでついてきて、酸っぱいもの好きとしては嬉しい。
広場の横には移築されたラトヴィアの古民家や古い木製の遊具が並んだ遊び場もあります。回転木馬なども全て木製で手動式なのがレトロでいい感じ。冬馬は私がお店を見ている間、初めてアーチェリーにも挑戦したらしく、いきなり的に2本も当てて夫もビックリしたそうで(笑)。
湖沿いには、ピクニックをしている家族連れがいたり、草地にのんびり寝そべっている人も多く、素朴で牧歌的な風景でした。
フィンランドに戻ると、こちらも一気に夏となっていました。短い夏のはじまりです。
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