麹のちから

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
まったくお正月という雰囲気のかけらもないフィンランドの1月。
この時期はより日本が恋しくなります。

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クリスマスから家族が次から次へと体調不良に悩まされている我が家…。これは体の内側から免疫力を高めないとイカン!と思い立ち、日本から持ち帰ってほったらかしだった麹でやっといろいろ作り始めました。
手始めは甘酒。調べたら手持ちのヨーグルトメーカーで簡単にできるということがわかり、さっそく作ってみました。いやほんとに簡単、ただ材料を入れて待つだけでした。どうしてもっと早くやらなかったんだろうという感じ。出来上がった甘酒の元(?)に牛乳やおろし生姜を入れて飲むと、体がホカホカ温かくなってきます。自然な甘さも優しい感じ。
風邪をひいたり、はたまたノロになったか!?という状態にもなった冬馬にも飲ませねばとあげたら、案の定味見もしないうちにイヤイヤと首をふられ飲んでくれません。最近は初めて出すものはほとんどすんなり食べてくれたことがなく、ほとんど拒否される。甘いんだよ〜牛乳みたいだよ〜と、騙し騙し一口二口飲ませたものの、「もういらない!」と言われて、ムカッ。8時間もかけて作ったんだぞ!(ヨーグルトメーカーがやってくれたんですけどね)とついつい腹が立つ。かわりに夫は美味しい美味しいとガブ飲み。それはそれで、フィンランドでは手に入らない貴重なものなんだから、もっと味わって飲め!とムカッときたり(苦笑)。
今度、冬馬にはおやつの時に「ハイ牛乳っ!」とシレっとして飲ませようかと策略を練ったり。
懲りずに残った麹で塩麹や味噌も仕込もうと思ってます。こういう発酵食品ってフィンランドにはあまりないような。ヨーグルトくらい?

甘酒をいれた器は、大好きなフジタチサトさんの作品。イヌイットと白クマ、投網漁をする漁師など、他にないようなユニークなモチーフが描かれています。なかなかお店では扱っていなくて、日本に住んでいた時も青山スパイラルマーケットの展覧会などでしか作品が見られなかったのだけど、お猪口もいくつか持っていて、先日夫に日本酒を熱燗にして飲みたいと言われて、徳利を持っていないことに気づき、ほしいなぁ…と思ったのでした。以前、ツクシや山菜が描かれたものがあって迷った末にあきらめたのだけど、あの時手に入れておけばよかったと後悔先に立たず。
フィンランドの食器は、基本的にオーブンにそのまま入れたり食洗機でジャブジャブ洗えて、落としても簡単には割れないくらいドシっと分厚く、それはそれで日常は扱いやすくて好きですが、和食器の形やモチーフ、色合いの美しさ、繊細な質感は日本独特の美意識を感じさせ、ますます惹かれる今日この頃です。


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2013.01.09 | 日本を想う/福島を想う

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