クリスマスシールの額装
あっという間に来週はもうクリスマス。
毎年クリスマス時期になるとクリスマスリースを家のドアの前に飾って、ツリーの樹も今年こそ買って来てオーナメントを飾るぞ!などと思うものの、今年もバタバタしているうちに機会を逃してしまいました…。
クリスマス当日は、ほぼ毎年旦那さんの実家のあるラップランドで迎えるということもあり、まぁあちらには大きなツリーやクリスマスの飾りつけがあるんだからいいか…と結局なってしまう。
そんな忙しさにかまけて、季節の行事ごとの部屋の飾りつけなどほとんどしない我が家ですが、以前せっせと蒐集していた切手の中でもとくに気に入っている1950年代~ 80年代くらいまでのデンマークのクリスマスシールを、やっと昨年額装してもらい部屋に飾っています。
こちらは一番古い 1954年のもの。粉雪の降りしきる中、子供達と白い鳩が描かれています。
こちらは 1963年のもの。赤いトンガリ帽子を被った、フィンランドではトントゥ、デンマークではニッセと呼ばれる小人の男の子と女の子が描かれています。
他には寝室の壁にも1枚。こちらは1982年のもの。これもニッセの男の子と女の子。
赤い林檎ほっぺとシマシマ靴下が可愛い。
デンマークのクリスマスシールの特徴は、シート全体で一つの絵になっているものが多く、しかし目打ちも入っていて1枚づつ切り離してもちゃんと絵になっているところ。ちょっと懐かしいレトロな渋い色合いといい凝ったデザインといい、一つのアートと言ってもいい程完成度が高く、とても素敵なのです。実際には切手として使われていたものではないので額面はありません。
額装の木枠はアンティーク調のものを自分で選び、額装屋さんに作ってもらったのですが、全て同じ大きさでオーダーしたのに、なんと3枚ともまったく違う大きさに仕上がって来た時は愕然としました…(苦笑)。ヘルシンキでは額装屋さんをけっこう街中で見かけるので、気に入った絵などを額装してもらうというのもこちらでは珍しくはない事だと思うのですが。1枚はオーダーより小さくされてしまったので、結局その大きさに他の2枚も合わせてやり直してもらうしかありませんでした…。
まぁでも額装自体の仕上がりは悪いわけではなかったので、結果良しと思ってますが。
この3枚の額は、とくにクリスマスだけ飾ってるいるというわけではなく、1年中飾りっ放しですが、額装したら一段と素敵になって、毎日眺めるたびにやっぱりいいなぁと思っています。
とくにクリスマス時期になると、それらしい飾りつけの何もない殺風景な我が家で、そこだけクリスマスらしくなるので、ちょっと嬉しくなるのです。
明日から我が家は旦那さんの実家のあるラップランドへ向かいクリスマスを過ごします。
すでにあちらは−30度も記録しているとか…。ヘルシンキとはまた違ったラップランドの風景を見て来ようと思います。
- 関連記事
-
- 麦わら帽子とギタレレ (2014/08/08)
- クリスマスシールの額装 (2012/12/22)
- 木の実のようなaarikkaのアクセサリー (2012/09/03)
