12月クリスマス・アドベントのはじまり
あっという間に12月。ヘルシンキでは大聖堂前にクリスマスマーケットが出て、フィンランドも日曜日からクリスマス・アドベントに入ります。
ヘルシンキなど南フィンランドは昨日から猛吹雪で、あっと言う間に降り積もり辺りは真っ白な雪景色に。我が家は周りを海に囲まれた出島のような地形の場所にあるため、ほんとにすごい雪嵐という感じで、冬馬の保育園の送り迎えも遭難するんじゃないか…と思う程。
そんな天気の日でも保育園では海沿いの公園で何時間も外遊びをさせていて、迎えにいくと子ども達は猛吹雪の中でもソリ滑りをしています。息子を見るとほっぺたは真っ赤だし鼻水垂らしてるし、毛糸の帽子についた雪は凍り付いているしで、ほんとに驚く…。しかし当の本人はまったく気にもしていない様子で、もっと遊びたい!!と元気いっぱい。
親の方が、もう寒いから帰りたいっ…!と必死(苦笑)。
今年はどんなクリスマスにしようと考えるのも楽しい時期になってきました。いつもは旦那さんの実家のあるラップランドでクリスマスを迎えるため、自宅にはクリスマスツリーを置かないのですが、今年はそろそろ自宅にも小さめのツリーを飾ってみたいと思いはじめています。
お店の買い付けのために日頃から蚤の市やアンティーク市へも頻繁に行くのですが、そこでこの時期目に付くのが年配の方達が昔懐かしいオーナメントをいろいろ手にとって探している姿。モールで出来たサンタやリース、アルミ箔で出来たようなクリスマスボールや星など、国は違えど子どもの頃うちにもこんなオーナメントがあったなぁと思い出すような素材と色合い。これまた年期の入ったダンボール紙のしきりの付いた箱にそんなオーナメントが沢山入って売られていたりします。
それはそれでレトロでいいなと思うものの、私が自宅用に飾りたいオーナメントは、ストロー細工や白樺細工などで作られたもっと昔からある伝統的な手仕事のもの。最近ではあまり人気がないのか、こちらのお店でもほとんど見かけないのが残念です。
今年お店用に友達に作ってもらったのは手編みウールのクリスマスボール。北欧らしい柄がたくさんあって、白樺細工など天然素材のものと組み合わせると、とっても素朴で可愛いのです。ぱっとした華やかさはないけれど、こういうおばあちゃんの家に昔からあるような素朴なオーナメントがやっぱり好きです。
11月でフィンランドに移住してから丸4年が経ち、Webショップも無事1周年を迎え、時の流れの早さを感じます。クリスマスを彩る小物やオーナメントもお店に並べはじめました。
ぜひショップもご覧ください。
- 関連記事
-
- 長い冬に、編み物始め (2013/02/17)
- 12月クリスマス・アドベントのはじまり (2012/12/01)
- 白樺かごのワークショップ (2012/07/18)
2012.12.01 | Comments(12) | ハンドクラフト
