Kultainen metsä 黄金の森
Metsä on sydämen koti 森は心のふるさと
フィンランド人にとって森は、なくてはならない重要な場所だ。
森からの恵みに感謝し、森で過ごす時間を大切にする。
嬉しい時も悲しい時も森へ行く。
『フィンランド 森の精霊と旅をする - Tree People 』の著者である写真家Ritva KovalainenとSanni Seppoの『Kultainen metsä』という作品展があるというので Helsingin taidemuseo へ行って来た。
自然のつくりだした不思議なかたち、
神秘的で時には荒涼としたフィンランドの森の姿がそこにあった。
そして今回は、日本各地の樹齢何百年という神木も取り上げられていてた。
古来より日本人も木や森を崇め、自然に畏敬の念を抱いてきたというのに、
時代とともにそれらは忘れられ、ついには放射能という見えない爆弾ですべてを汚してしまった…。
両手で木を抱きしめ、目を閉じ、耳を澄まし、木々の呼吸を感じる人々。
山の空気を吸い、木に触れ、森の中を歩く。
私は故郷の森へ、山へ、帰りたい。
心の底からそう思った。
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