かぼちゃプリン
フィンランドに住んでから初めて日本と同じような、かぼちゃをアジアンマーケットで発見。
しかも1kg3.9ユーロだったので丸ごと一個の半分を買いました。
家で計ってみたら1.7kgもあったので、長ーく楽しめるように大部分を蒸してペースト状にして冷凍保存。次いつ出会えるかわかりませんから。
その中から、かぼちゃプリンも作ってみました。
蒸したかぼちゃは裏ごしではなく牛乳、砂糖の代わりの島ザラメと一緒にミキサーにかけ、生クリームは使用せず卵の他にシナモンパウダーとバニラエッセンスも混ぜた後、ムーランで漉しました。
あらかじめカラメルソースを入れておいた容器に液を流し入れ、オーブンの天板にお湯を張った上に並べて蒸し焼き。初めて作ったわりに失敗もなく、上手くいきました。
久々に食べるかぼちゃプリン。
かぼちゃ丸ごとの濃厚さとシナモンが効いていて、なかなか美味しかった。
冬馬のはカラメルソース抜き。それを一気に完食してました。
蒸しただけのかぼちゃも好きなようでパクパク食べていた。
一方旦那さんの反応は…何これ!?なんか食べたことない味…と目を白黒させていた。(せっかく作ったのに、なんだよぉ!)
というのもフィンランドでは、かぼちゃを料理やお菓子に使うのは一般的でなく、食べたことがない人も多いようなのです。しかし何故かピクルスにしたものはよく売られてます。が、実際に食べている人を見たことがありません…。私も食べたことがない。
こちらでもハロウィンのシーズンになると、かぼちゃは一応見かけるのですが、飾り用の皮がオレンジ色をした水っぽくて美味しくない品種。
日本のようなホクホクしたかぼちゃには滅多な事ではお目にかかれません。
そしてプリンもこちらでは見かけません。
以前旦那さんに日本のみたいなプリンが食べたいと言ったらvanukasというものを買ってきてくれたけど、チョコレートムースみたいなお菓子だった。何故かいつもチョコレート味なんです…。
そんな訳で普通のプリンもかぼちゃも売られていないのに、かぼちゃプリンが手に入るわけがなく…。
食べたいものは自分で作るのが一番の早道ということをフィンランドに住んでから学びました(苦笑)。
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2011.05.29 | Comments(20) | くいしんぼ雑記
