Pioni - 芍薬 -
本当に久しぶりに花を買いました。
大好きな芍薬。北国のフィンランドではないのかと諦めていたら、昨年アパートの中庭で一時だけそれらしき花が咲いているのを見つけ、探していたら最近数件の花屋でも見かけるようになりました。
芍薬はフィンランド語ではPioni(ピオニ)。
フィンランドでも人気のようで、先日は芍薬のいろいろな品種を栽培している方の広大な庭をテレビ番組で見ました。
私はどちらかというと白やうす桃色の斑入りが好きなのですが、こちらで人気があるのは濃く鮮やかな色のようで、花屋で見かけたものもだいたいが赤系。たしかにフィンランドの空間にはマゼンダ色の芍薬の方が似合うような気がします。
私の中では、その大輪の花は華やかだけどアジアの花という印象があるので、移住の際に日本から持って来たバッチャン焼きで作られたベトナム REX HOTELのティーポットや、日本の古道具屋で手に入れた古い油差しに生けてみたり。
心の中にいろいろな思いが渦巻いている時も、花を眺める瞬間は「ああ、今日もきれいに咲いている。」と、見とれて無心になれます。
最近、私が写真を撮っていると、自分も玩具のカメラを持って来て真似して構える息子。
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