「子どもたちにしてあげられること」福島のお母さんの声

今福島県内では現在避難区域とされている30km圏内の放射線量よりも、実は計画的避難区域にも入らない50km~70km圏内の地区の方が10倍近く高い放射線量にさらされています。
しかしこれらの地区の子どもたちは、今も普通に自宅から学校へ通っているのです。

先日文部科学省が出した福島市・郡山市・伊達市の13校に対する基準値は3.8μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)未満、年間20mSv未満だったら屋外活動は「安全」、対象施設では屋外活動を1日あたり1時間以内とし、幼稚園・保育園は砂場の利用を控える、というものでした。
しかし、この文部科学省が出した基準は、現在計画的避難区域になっている地区や「放射線管理区域」よりも高い数値なのです。

「放射線管理区域」とは、人が放射線の不必要な被ばくを防ぐため、放射線量が一定以上ある場所を明確に区域し人の不必要な立ち入りを防止するために設けられる区域であります。
「放射線管理区域」の設定は3ヶ月あたり1.3mSv(1300μSv)以上、これは0.6μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)以上ということです。文部科学省は、その6倍以上の3.8μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)でも「平常どおりで差し支えない」と発表したのです。

いったいなぜこのような数値がはじき出されたのでしょうか?
なぜこれで安全と言えるのでしょうか?
さらにこの基準には、呼吸や食べ物からの内部被曝についてはまったく計算に含まれていないのです。
日本政府は原発事故の後に、福島に住む子どもたちへの許容被ばく量を、根拠もなくここまで規制緩和したのです。

こんな基準に従って、安心して子供を自由に外で遊ばせることなんてできるでしょうか?
同じ子を持つ母として、また自分の出身地である福島市へこれからも一時帰国をしてゆきたい私としても、とうてい安心できるような基準ではありません。

本当は今、何がおこっているのか?
このような状況の中、半年後、一年後、五年後、十年後、子どもたちの健康への影響は本当にないのだろうか?
どうすれば安全に暮らせるのか、以前のように子どもたちが思いきり外で遊べる普通の環境を取り戻すことができるのか?
どうか本当のことを教えてほしい。子どもたちの未来を奪わないでほしい。


今、福島に住むお母さんたちは悩み、怒り、悲しんでいるのです。
そしてこのことを少しでも多くの人に知ってほしいのです。


福島に住むお母さんであるmikittymamaさんの声を聞いてみてください。

子どもたちにしてあげられることQ&A(1)
http://mikttymama.exblog.jp/15842863/

子どもたちにしてあげられることQ&A(2)
http://mikttymama.exblog.jp/15843165/

子どもたちにしてあげられること(3)
http://mikttymama.exblog.jp/15848243/


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2011.04.23 | 日本を想う/福島を想う

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