クリスマスの風景-2
明けましておめでとうございます!
クリスマスから年明けをロヴァニエミで過ごしヘルシンキへ戻って来ました。
もう昨年の話なので今更って感じもしますが…記憶を残すためにクリスマスの事を書き留めておきます。
ロヴァニエミでクリスマスを迎えたのは今回で2度目。ツリーにする木はいつも義父が所有する「リスの棲み家」と名付けられた小さな森から採って来て、クリスマスイブの前の日に家族全員で飾り付けをします。旦那さんが子供の頃からずーっと同じというオーナメントは毎年変わり映えはしないけれど、レトロな雰囲気で味があり私は好み。
今回は見慣れない松ぼっくりのオーナメントも飾られていて、珍しく買ったのかな?と思っていたら、もともとツリーについていた自前のもので、ちょうど松ぼっくり付きのトウヒを見つけたので採って来たらしい。それがなんだかとっても可愛らしく感じたのでした。クリスマスツリーに使われている木はずっと樅の木だと思っていたら、こちらではトウヒを使うのが一般的らしいという事も最近になって知ったのでした。
毎回義母が作るクリスマス料理を楽しみにしているのだけど、今回ご馳走になったKiiseli(とろみのついたベリー類などのデザートスープ)には定番のプラムの他にアンズやイチジクも丸ごと入っていて、とても美味しかった。
我が家ではクリスマスは旦那さんの実家のあるロヴァニエミで過ごすというのが恒例なので、移住して3度目のクリスマスを迎えるというのに私は未だにツリーの用意もクリスマス料理もしたことがない。いつも義母が作る美味しいクリスマス料理をただ食べて、ソファに寝転がってテレビを見たりしているだけの寝正月ならぬ寝クリスマス状態…。
お正月のお節も母に結局習わず終いだったので、義母が健在なうちにクリスマス料理の作り方を教えてもらわねばと思った。
フィンランドのクリスマス料理について興味のある方は前回の記事もあわせてどうぞ→
冬馬にとっては今回がロヴァニエミで過ごす初めてのクリスマス。おばあちゃんがトントゥ(サンタのお手伝いをする小人)の帽子を用意していてさっそく被らせたのだけど、帽子嫌いの冬馬にすぐにポイっと捨てられた。それでも諦めきれず何度も代わる代わる帽子を被せて嫌がられる大人達(苦笑)
一昨年はいろいろな事が勃発して、冬馬にとって初めてのクリスマスにもかかわらず何もしてやれず、ロヴァニエミに帰省することもままならず、義父母も義祖父母も大変残念がっていたので、今回は無事帰れて皆喜んでくれてよかった。
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