Ruska -紅葉- とキノコ狩り
このところ晴天が続いているのに気を良くてして、ヘルシンキから車で約40分のところにある「ヌークシオ国立公園」へ行って来ました。
紅葉が美しく、久々に森を歩きまわって気持ちよかった。
ベビーカーを押して歩いている家族もたくさんいて、みんな森の中でも何のそのという感じ。
私達も頑張って急斜面をほとんどベビーカーを担ぎながら登りました(笑)
ついでにキノコ狩りなんて出来たらいいなぁと思ったけど、ベビーカーと一緒ではさすがにたくさんの人がハイキングするメインの道までが限界で、それ以上深い森の中の細い道や、木の根っこがボコボコしている斜面はとても行けそうになく断念。キノコはやっぱり森の奥の方があるらしく、ほとんど見かけませんでした…。
そんなわけで、キノコを採って来た見知らぬおじいさんとおばあさんのカゴの中をちゃっかり写真に撮らせてもらいました(笑)おじいさんの話では、今年はあまりキノコが採れなかったとのこと。夏が暑すぎた影響が出ているのだろうか。
そのわりに家の近所の道ばたにはニョキニョキ生えてるキノコをよく見かけるのだが…。食用の美味しいキノコとはまた別物なのかも。
森ではキノコが採れなかったけれど、市場ではSuppilovahvero/スッピロヴァハヴェロ(日本名は不明…)という美味しいキノコを見つけてさっそく買いました。
このキノコは私が初めてフィンランド旅行をしてキノコ狩りをした際に覚えたキノコで、とても美味しいけど市場などにはあまり出ないらしい。ミートボールを作ってキノコソースにして一緒に食べました。味や香りがしっかりあって美味しかったです。
フィンランドでは日本で馴染みのあるキノコも手に入ります。椎茸やエノキ、シメジはこちらでも同じ名前で売られています。
椎茸はラップランド地方でも栽培されていてフィンランド産。エノキやシメジは韓国からの輸入品。どうせなら日本からも輸入してほしい。
椎茸は小さめでちと味が薄い気が…。それにどれもやっぱり割高です。パッケージがそれぞれ凝っていて可愛いだけに高級品って感じが漂ってますが。
こんな時、日本に住んでいた時のように椎茸の原木があれば自宅で栽培できるのに…と思わずにはいられませぬ。
フィンランドには日本ではあまり手に入らないキノコもたくさんあります。森から採って来ればいろいろな種類が全部タダなんだけどなぁ。キノコも国立公園だろうが採り放題です。
来年は豊作だといいな。今度は本格的なキノコ狩りに行きたいです。
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2010.10.03 | Comments(30) | 草花木ノ実自然帖
