水蜜桃をさがして
ずっと食べたいと思っていた桃に先日時々行くスーパーでやっと出会えました。
フィンランドで一般的に出回っている桃は日本のものにくらべて酸っぱくて水分も少なく小さい。日本人の私的にはとても桃とは呼べない代物で買ってまで食べたいとは思えないのですが、平べったい形のこの桃は蟠桃(ばんとう)という中国古来から伝わる品種らしく、ヨーロッパにお住まいの方々のブログでちらほら見かけたところによると、日本の桃のように甘くてジューシーでとっても美味しいというので、ぜひ一度は食べてみたい、でもこの北の国じゃ無理かもなとも思っていたのでした。
私が買ったのはスペイン産でしたが南や西ヨーロッパではわりとよく売られているようです。
食べてみると、なる程、水分が多く甘く柔らかで日本の桃に似ている。ああ、これが本当の桃っていうもんだ…何だか蝉の鳴き声まで聞こえてくるようだわ…と日本の夏にトリップ…(笑)
そして香りがとても良いですね。台所に漂う水蜜桃の甘い香りに思わずうっとり…とまたまたトリップ…(笑)
桃の生産地で生まれ育った私の子供の頃の夏休みの思い出というと、おやつ代わりに桃をぱくぱく食べていたというのがあり、祖父が果樹園をやっていたので傷がついたりして出荷できなかった桃は、食べたいだけ食べることができたのでした。その後東京で一人暮らしをしていた時も移住直前まで毎年実家から食べきれない程の桃が届き、日持ちしないので友人に配り歩いていた。日本の桃が食べられない今となってみると贅沢な話だったなぁ。。。としみじみしてしまいます。
日本の桃が恋しくてしかたなかったんですが、このペチャンコの桃があればしのげそうです(笑)
ところで話変わりますが、故障したMacBookが修理から戻って来ました。当初は自分でHDDの交換をしようかと思っていたのですが、他にも重大な故障がある恐れがあったので、仕方なくMac正規ストアへ持って行き、いったい修理代いくらになるんだろう…とビクビクして取りにいったら、なんと無料でHDD交換となりました。
以前使っていたデスクトップのディスプレイも保証期間が切れているにもかかわらず無料交換になったので、これは怪しいとネットで検索してみたら、やはりリコールが出てました。
MacBookをお使いの方で今なんだかHDDの調子がおかしいと感じている方は無償交換を早めにした方がいいです。データがぶっ飛ぶ前に。
今回Mac正規ストアに持って行かなかったら自腹切ってHDD買ってたところでした。有償で修理したユーザーにも返金すると言ってますが。しかしまたHDD壊れたらまた無料なんだろうか…。というか今度壊れたらもうMacBookは買いたくない。いくらHDD無償交換でも失ったデータは戻ってきませんので(怒)
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2010.07.30 | Comments(16) | くいしんぼ雑記
