マメちゃんと僕

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近頃、気がつくと冬馬のベッドで寝ているマメ。
最初は冬馬が保育園に行っている間だけだったのが、夜寝ている時も足元でずっと寝ているようになった。
寝相の悪い冬馬に足で蹴られても、何故か布団にへばりつくように寝むり続けるマメ。先日は、冬馬が私達のベッドに寝転んでいたら、マメもやって来て、急にごろーんと冬馬にもたれかかって一緒に寝転んでみたり。
相変わらず冬馬は、マメちゃん!マメちゃん!と、かなりしつこくマメは追い回されているのだけど、ニャーニャー鳴き続けるので嫌がっているのかと思いきや、まんざらでもないのか?という、猫心の不可思議さよ。

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前回の検診で、甲状腺機能亢進症が見つかったマメ。専用の処方食を試してから半年程たった先日、また血液検査などの検診を受けたところ、T4ホルモンの数値も正常値内になりかなり改善が見られたため、今後も食事療法を続けてゆくことになった。
今回の検査では、新たにカリウムの数値がかなり低い事もわかった。いつも寝てばかりだったのは、年を取ったせいだけでなく、カリウム不足ということもあったようで…。調べてみると、そのままにしておいたら歩くことも出来なくなるとわかり、ちょっと焦った。今は粉末タイプか錠剤を飲ませている。
さらに今回は長年のお腹の痒みにステロイドの錠剤を試してみたところ、お腹の毛をしょっちゅう舐めたり噛んだりしなくなったお陰で、頻繁に毛玉を吐くという事がなくなり、薬を飲み始めてからは一度も吐いていないので、もっと早く試しても良かったな…とマメにすまない気持ちになった。かなり今迄この痒みはストレスになっていたに違いない。
そうはいってもステロイドは副作用もあり長期間ずっと飲み続けるわけにはいかないので、少しづつ減量してゆく方法をとっているけど、完全に飲まなくなったら強いリバウンドがあるのでは…とそれが気にはなっている。

錠剤を毎日飲ませなくてはならなくなり、これがけっこう難しくて失敗することも多く、すっかり私はマメに警戒されている。
以前は四六時中ぴたっとくっついて来たのが、冬馬とは対照的に私とは一緒に眠ったりもしてくれなくなり、距離を置かれているのが、かなり悲しい(泣)。呼んでも、疑い深そうな目で私をジーっと見るマメなのだった。
もともと警戒心の強い猫ではあったけど、油断したら薬を飲ませられるという疑惑で、この12年の間に培った信頼関係も、あっさりゼロになってしまった感じ…。
なんというか、これもある種の親離れにも似た状態でもあるのだろうか…。冬馬ももう少し大きくなったら、自分の世界に夢中になり、親にはほとんど見向きもしなくなるだろう、近い将来のことを考えたりするのだった。

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2014.08.22 | マメのまめ部屋

ちくちく針の手しごと習いごと

フィンランドはすっかり風も涼しくなり、もう秋のはじまりを感じる今日この頃。
来月のはじめに予定している刺繡ワークショップの準備をそろそろ始めようと、材料の点検をしている時に出て来たのは、自分で刺していたカスパイッカ。

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昨年のワークショップが終わった後、自分でもフィンランドの伝統刺繡を習ってみたいと思い、市民学校のようなところに秋から冬まで通っていた。
先生が最初の日に、それぞれどんな刺繍をやってみたいのか希望も聞いてくれたので、カレリア地方に伝わるカスパイッカの刺繍Etupistoがやりたいと言ってみたら、教えてくれるというので、それを中心に教わった。
自分のお店でワークショップも開いているこの刺繡は、表裏なくリバーシブルのように同じ図案を刺してゆくという、ちょっと珍しい技法。
一方向を刺したらまた戻りつつ表裏同じに刺してゆくので、普通の刺繍とは刺し順が違う。図案を見ただけでは刺す順番がわからず、紙に番号をふってもらったものの、先生も書いてる途中でわからなくなったり(笑)。
時々ひっくり返して裏も確認しないと目が飛んでしまって途中で繋がらなくなり、また解いてやり直すことも度々。一筆書きのように表裏全部が繋がって終わるという感じ。
カスパイッカは、お客様用や正教会のイコンに掛けるための特別なリネン・ハンドタオルなので、裏返してもきれいに見せたいという思いから生まれた技法なのだろうか?と思ったり。

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教室では他にもフィンランドの各地方に古くから伝わるドロンワーク(透かし刺繡)などを中心に習った。
ドロンワークは布の一部の糸を抜きとって周りをかがったり、残った糸を束ねたりして模様を作ってゆく、なかなか根気のいる作業。
日本でも一時期、刺繍教室に通っていたことがあるけれど、フィンランドで昔から行われている刺繍は、布の端をドロンワークで飾りながらまつってゆく処理の方法など、より暮らしに根ざしたものが多いと思う。
昔レースはとても貴重で高価なものだったので、ドロンワークを施してレースの代わりにしたのだとか。
どれも暮らしの中でうまれた刺繡なのだ。

クラスには年配の方も多く、話によると昔のフィンランド女性は、学校の家庭科の授業などでみっちり刺繡も教わったそうだ。5歳位からはじめて15歳位には一通り出来るようになったとか。
刺繡は若い頃にやるというのは、フィンランドは一年の半分は冬で家の中も間接照明でかなり暗いため、目が衰えるとどうしても刺繡は難しいという理由もあるようだ。
確かに夜に刺繡をしようかな…と思っても、私も年のせいか、見えない…。目が霞む感じてせいぜい1時間が限度…。まだ老眼鏡のお世話にはなっていないけど、首から下げるタイプの手芸専用の拡大鏡などを使っている友人もいて、そういうものが必要かも…。
クラスでは若い頃から手仕事に馴染んでいる人が多いせいか、やはり手先が器用な人が多かった。

その後お店も忙しくなってしまい、続きのクラスには通えず、カスパイッカもやりかけのままになってしまった。
また時間がとれたらもう一度通ってみたいのだけど、残念なことに今ではなかなか教えてくれる所がない。
これから冬にかけて長い時間家の中で過ごすので、また自分で思い出しながら始めてみようかなと思っている。

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今年も初秋のヘルシンキでカスパイッカ刺繡のワークショップを開きます。
フィンランドの伝統刺繡に触れてみたいという方、ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
詳細は、お店の募集ページをご覧ください。よろしくお願いします!

「カスパイッカ刺繡 フィンランドワークショップ」
日時:9月7日(日)
時間:13:00~15:30 最後30分程コーヒータイム・講師への質問タイムを設けます。
場所:ヘルシンキ市中心部、エスプラナーディ通り近くのビル内になります。
定員:6名(只今残席3名となっております)

3名以上でお申し込み可能な場合は、ご希望の開催日にワークショップを開くことも可能です。
講師のスケジュールなどにもよりますが、一度お問い合わせください。

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2014.08.15 | ハンドクラフト

麦わら帽子とギタレレ

一時期よりは凌ぎやすくなったとはいえ、いまだに日中は29、28度はあるヘルシンキ。
夏も終盤に向かっているとはいえ、まだまだ暑い日が続きそうなので、麦わら帽子を手に入れた。正確にいうと素材は麦わらではないのだけど、形や雰囲気は麦わら帽子なので、そう呼ぶことにする。
日本から遊びに来るという友達に頼んで、ネットで購入し持って来てもらった。

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子供の頃から母の趣味もあって、帽子をよく被っていた。今でも大好きで、外出する時は大抵被っている。
このヘレン・カミンスキーの帽子も形や素材が気に入っていて以前からほしいなと思っていたけれど、移住時にこちらでは使う頻度が低そうという事で諦めた。
実際フィンランドに住んでみると、夏は(冬もだけど)帽子が必須ということに気づいた。
フィンランドはじめ北欧はオゾンホールの真下にあるということで、紫外線はかなり強力。日本以上に日焼けしやすいし、アジア人の私でさえ何時間か外へいたら肌がヒリヒリするのを感じる程で、子供でも日焼け止めやサングラスが必要だ。私は肌が弱いため、毎日のように日焼け止めを顔やうなじに塗るのは抵抗があり、夏も帽子はかかせない。

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この麦わら帽子は、一見型くずれしなさそうなパリッとした印象だけれど、自分の好きな形にツバを折って被れるところや、折りたためるので持ち運べ、かさ張らずに保管出来るところも気に入っている。
ラフィアで編まれているので軽くて通気性もよい。
一目見ただけで、プロヴァンスという名前の通りとても夏らしい、バカンスにでも似合いそうな雰囲気だ。
フィンランドの夏休みはもう終わってしまったのだけど。せっかく夏の帽子を新調したので、こうなるともう少し暑さが続いてもいいかな…と思ったりする(笑)。

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ある日、冬馬と出かけた夫が帰宅すると、抱えていたのが写真のギタレレ。
ギターとウクレレの中間らしく、ウクレレよりは大きいけれどギターよりは小さいので、これなら子供でも弾けるかもと思ったらしい。私も手が小さくて弦を押さえきれずギターを諦めた口なので、これなら自分でも弾けるかも、とやる気になったり。
冬馬は適当にかき鳴らしているだけでまだ弾けないので、今はもっぱら夫が弾いている。夫の大きい手だとちょっと弾きにくいようなのだけど。
バルコニーの扉を全開にして夏の風に吹かれながら聞いていると、そのまま眠ってしまいそうな心地良い音だ。
チューニングの仕方で、ウクレレのようにもギターのようにも音色が変わって楽しめるそうだ。ギターよりもコンパクトなので持ち運びもしやすく、外で弾くのも気持ち良さそう。
けっこう本格的な演奏も出来るようで、弾いているうちにノッてきた夫は、キーボードなども引っ張り出して来て、即興でピアノやパーカッションで伴奏をつけて記録した音をリピートさせて一緒に弾いたり。
一番楽しんでいるのは夫である。
楽器を演奏したり歌うのって楽しいよね。頭を空っぽにして音の世界に浸っていられる。

こちらが実際のギタレレの演奏。ここまでギタレレで弾けると素敵だな〜。







2014.08.08 | 可愛いもの/好きなもの

アウランコ国立公園へ

週末、アウランコ国立公園へ行って来た。

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ちょうど子供のための野外劇が行われていたり、白鳥の池では、ひな鳥を連れた白鳥にも会うことができた。

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見所の一つのTorni(塔)を目指して歩いていたものの、途中で何度も迷いそうになり、熊はこっち→という横道に入って行こうとしたり…何度もGPSで確認する夫。

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実はこの日は、アンティーク市のためにハメーンリンナへやって来たのだけど、日にちを間違えていた…。最近こういう間抜けな事をよくやらかす。というわけで、せっかく来たんだし急遽アウランコへ行こうかという事になったのだけど、まさか森を散策するとは思っていなかったので、私も冬馬も素足にサンダル履きという格好。行き交う他のフィンランド人を見てもサンダル履きという人がかなり多く、中にはピーチサンダルで歩いている人もいた…。
それでも、この日は少し気温も下がり森の中はけっこう涼しかったので、虫に刺されたり靴擦れすることもなく往復3時間くらいは歩きまわった。

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ハメーンリンナはヘルシンキから車で1時間半位で行けるそれ程遠い街ではないので、今迄何度も来ているけれど、アウランコの中を歩くのはこの日が初めて。
フィンランドには山といえるものがないのだけれど、ここの塔に登ると辺り一帯の湖や森が360度見渡せて、その眺めは壮観だった。



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2014.08.03 | ハメーンリンナ Hämeenlinna

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