夏の小旅行
フィンランド各地で連日30度前後まで気温が上がり猛暑が続いているため、クーラーどころか扇風機さえないのが普通のフィンランドの家を逃れて、西部のトゥルクへ向かったものの、あちらはヘルシンキ以上に暑かった…。
クーラー目当てにホテルに一泊して、その夜は久々にゆっくり眠ることが出来た。
翌日は、冬馬の希望でナーンタリにあるムーミンワールドへ。
ミーやスナフキンは着ぐるみではなくて人が扮装しているのだけど、キンキン大声でうるさく話している子がいるな…と思ったら、ミーだった(笑)。そしてイケメンすぎる爽やかなスナフキンは、足が長ーい(笑)。
冬馬が好きなのはHaisuli(ハイスリ)という黒いモジャモジャの生きもの。日本名だと何でしょう?ちょっとマイナーなキャラなので、なかなか出て来なくて、やっと出て来たので握手してもらえば?と言っても、もじもじしていて、あっと言う間にバイバイ〜といなくなってしまった。
小さな島全体がムーミンワールドになっているのだけど、日本人が思い描くようなテーマパークや遊園地を想像して行くと肩透かしを食うと思う(苦笑)。ムーミンのキャラクター達の小屋も所々に立っているけれど、そこはフィンランド、全体的にゆるーい感じで仕掛けなどもそんなに凝ったものはない。
ムーミンワールドは、どちらかというと自然の中で散策を楽しむという雰囲気の方が強く、島内に張り巡らされた遊歩道を、暑さに息切れしながら歩き周る親と嬉々として走りまわる息子…。ムーミン屋敷など天辺まで登る頃にはちょっと目眩がした(苦笑)
ここが開館している時期は、6月〜8月迄と、たったの3か月。一年の半分以上は閉館しているというところも、フィンランドらしいというか。
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