光輝く季節
ヘルシンキも初夏のような陽気になって来ました。
先週は20度以上の日が続き、もう夏が来た!と喜びました。そう、北国フィンランドでは、20度以上になると夏への期待で人々はウキウキしだすのです(笑)。
最近、冬馬は自転車の補助輪なしで乗る練習を始めました。
夫が補助輪を取ったあと自転車を見ると、何故か旗が付いています。飾り?と思ったら、練習中とわかるように付けるのだそうです。若葉マークのようなものなのか?
そしてフィンランドの子供用の自転車の後ろには、大人がコントロールできるように持ち手のような物も付いています。最後は外せるようになっているのですが。
自転車に乗る時は、大人も子供もヘルメットを被ります。大人はレーサーパンツなどを履いている人も多く、スポーツタイプの自転車に乗っています。日本でいうママチャリというものが、フィンランドにはありません。
自転車の練習にはすぐに飽きてしまった冬馬…。家の周りは海に囲まれているのですが、ビーチはなく、ゴツゴツした岩場を降りていくと少し浅瀬の波打ち際へ行けます。ここで石や木片を投げて遊びました。
フィンランドでは夏になると家に敷いているマットを洗い、外にある干し場でいっせいに干しはじめます。Mattolaituri(マットライトゥリ)という桟橋が海や湖の近くにあり、そこでじゃぶじゃぶ洗って干したりもします。家の近くにもこのMattolaituriがあり、海の上でゆらゆらと筏のように浮かんでいて、ここから子供も大人も海に飛び込んで泳いだりもしています。
朝や夕方に、家からバスローブや水着姿でスタスタ歩いて来て、ジャブーンと海に入ってひと泳ぎして帰ってゆく、おじ様やおば様の姿もよく見かけます。お風呂がわり?(笑)
光輝く夏の季節は、とても短いフィンランド。多くの人が目いっぱい太陽の光を浴びて楽しもうと、晴れた日は時間を惜しんで外へ飛び出します。
