クリスマスのハム Joulukinkku

フィンランドではクリスマスのメイン料理に豚肉のハムを食べます。
今年は、はじめて自分でクリスマスのハムを作りました。
出来た状態でも売られていますが自分で焼く人も多く、クリスマスの時期になると何kgもある豚肉の塊がお店に並びます。
我が家は3人家族なので食べきれないこともあり2kgと少量サイズを買って来ました。

joulukinkku01.jpg

スーパーなどで肉と一緒に売られているハム専用の耐熱性の袋に入れて肉の内部温度がわかるようにブスリと温度計を刺し、100度前後に温めたオーブンに入れて肉の内部が80度前後になるまでじっくり時間をかけて焼きます。焼き上がったらマスタードと今回はアーモンドパウダーを表面につけてさらに250度のオーブンで10分位焼きました。フィンランドのマスタードは甘めで種類も豊富。うちではコニャック入りのマスタードを塗り、仕上げにクローブを刺して焼きました。
さらに肉が焼きあがった後、ビニールにたまった肉汁とマスタード、蜂蜜、リンゴのマーマレードと生クリームを煮詰めてソースも作りました。このリンゴ風味のソースは、豚肉にとても合います。沢山できたので、普段豚肉料理やマッカラ(ソーセージ)を食べる時にも使ってみようと思います。
義母に途中で電話をかけて聞いたりしてなんとか失敗せずに完成。

jouluruuat_201312291927360cb.jpg

他にフィンランドのクリスマス料理というとLaatikkoというキャセロール料理があり、にんじん、じゃがいも、Lanttuという黄色っぽいカブの3種類をマッシュして、それぞれ卵やクリームなどと一緒に焼いたものを食べます。これが私も含め家族全員あまり食べない…。私はLanttuとジャガイモはわりと好きですが、ニンジンは苦手。そんなわけで少量だけ買ってきたのですが、それでも食べきれず。
サラダはRosolliというレッドビーツの酢漬けが入ったものがあります。これにサワークリームのようなソースをかけたりもしますが、クリームを使う料理が多く胃がもたれる感じなので、我が家はいつもクリームなしです。逆にさっぱりしたものが食べたくなるので、カリフラワーの酢漬けやパプリカの塩麹漬けなどを作っておきました。
他にGräävilohiというサーモンの塩漬けやRiisipuuroという甘い米粥なんかも食べます。

taatelikakku.jpg

そしてクリスマスのケーキは、今年はTaatelikakku デーツ(ナツメヤシ)のケーキを食べました。デーツのケーキはフィンランドではとてもオーソドックスなケーキ。見た目も味も一見ブラウニーっぽい感じですが、デーツは果物なのでビタミンCと繊維質が多いそうです。これは家族全員大好きなケーキ。見た目は地味ですが、味は濃くがあって美味しいです。

joululahja.jpg

冬馬の一番の楽しみはやはりこれだったようです(笑)。

フィンランドのクリスマス料理は、とくに凝ったものはなく実に質素。
冬が長く厳しいため色々な種類の作物が育たないことと、質実剛健というお国柄もあるのかもしれません。


2013.12.29 | 料理

クリスマスツリーの飾りつけ

今年は何年ぶりかでクリスマスツリーの生木を買って来ました。
いつもは夫の実家があるラップランドに帰省してしまうので家にはツリーを飾らないし、帰省しない年もそれほど熱心な気持ちがなかったので結局飾らなかったのですが、はじめて冬馬と一緒にツリーにオーナメントを飾ってみたら、やっぱりクリスマス気分が盛り上がるなぁと新鮮でした(笑)。

joulukuusi01.jpg

小さめのでいいよと頼んだわりに、枝振りもよくフッサフサに生い茂った、夫の背丈より高く2m以上はあろうかというけっこう立派なツリーが届いてびっくり。スタンドに入れるのも幹を削らないと入らず四苦八苦してやっと飾りました。
そんなわけで、今迄オーナメントもまったく集めていなかったので、ちょっとだけ今年は買いそろえました。

sydankoriste.jpg

PENTIKで見つけた、小さな赤い実のような鈴が集まってハート型になったオーナメント。揺らすとシャラシャラよい音がしてそれも素敵。
そしてTIGERで見つけたガラスのエンジェルやツリーなどのオーナメントもなかなかよいです。6個セットで3ユーロしかしないし、値段のわりに作りもチープには見えない。うーむ、これではTiimariというフィンランドで全国チェーンだった同じような商品展開の雑貨屋が倒産したのも無理もないかも…と思ってしまった。

enkeli.jpg

他には友達に編んでもらった毛糸のクリスマスボールやクリスマス市で買ったボビンレースを固くコーティングしたような雪の結晶や、ジンジャークッキーのオーナメントなども飾ったけれど、ツリーが大きいので空きが多くなんだか全体的にスカスカ…。
それでも枝振りがよいツリーなので、それをシンプルに楽しむというのもいいのかもしれない。

joulukuusi03.jpg

素朴な方が好みなので、伝統的なストロー細工のオーナメントも探したのだけど、これがなかなか最近は見かけない。毎年出店していたおばあちゃんの姿も今年は見かけず、クリスマスマーケットなどで探してもこれというのがなくてがっかり。キラキラした華やかさはないけど温かみのある手仕事のオーナメントが年々なくなってゆくのはとても残念です。
来年ツリーを飾るとしたら、もっと自分でもクリスマスボールを編んで増やしてみたい。
そしてオーナメントを毎年少しづつ揃えてゆく楽しみというのも今年はじめて感じたのでした。

joulukuusi02.jpg

ジンジャークッキーの家は、昨年TIGERで買ったまま仕舞い込んでいたキットをやっと今年使いました。もう生地は焼いてある状態で組み立てるだけだったけど、それでもパーツ同士を真っすぐ平行に接着するのは難しく、アイシングで模様を描くのもかなり手こずりました。アイシングが始め少しゆるくて粉糖を足して調整したものの、片方の屋根は雪崩のように流れて固まってしまいました…(苦笑)。

pipartalo.jpg

ジンジャークッキーのオーナメントの匂いと、生木のツリーの香りも混ぜ合わされて、家中クリスマスの雰囲気で充たされている感じ。マメもツリーの下に何度も来ては、くんくん匂いをかいでいます。
ツリーの根元には送られてきたプレゼントなど家族全員の分を置いておきます。冬馬は毎日、プレゼントいつ開けるの?クリスマスは今日なの?と聞いてきて、待ちきれないよう。

今冬ヘルシンキはけっこう暖かいので、明日・明後日はホワイトクリスマスにはならなさそうで、それが少し残念です。

それでは皆さん楽しいクリスマスを!
Hyvää Joulua!



2013.12.24 | 暮らし

クリスマスのジンジャークッキー

仕事の方も一区切りついた感じなので先々週辺りから少しづつクリスマスのお菓子を焼き始めました。
フィンランドのクリスマスのお菓子の代表といえば、ジンジャークッキー。フィンランドではPIparkakku(ピパルカック)またはPipari(ピパリ)と呼ばれています。
ま、1年中お店では売られてますが、この時期はとくに数種類のメーカーのものが平積みで大量に置かれています。冷凍生地も売っていて作るのもわりに簡単なので、手作り派も多いお菓子。ジンジャークッキーでお菓子の家を作るのも人気。

pipari01.jpg

今年は焼いて缶の箱に入れて置くとあっと言う間に家族に食べられてしまうので、大量に生地から作っては、ほぼ毎週焼いています。
生地にはジンジャーの他にシナモン、カルダモン、クローブなど数種類のスパイスを効かせて薄く焼くのが北欧風のようです。薄いのでついつい何枚も食べてしまい、さらになくなるのが早いような…。
我が家は皆スパイス大好きなので、結構たっぷりと入れて。それでも焼き上がると強すぎる感じはしません。

pipari_t02.jpg

pipari_t01.jpg

今年は冬馬と一緒に作りました。作っている側から待ちきれずに生地のつまみ食い(苦笑)。めん棒を使って生地を伸ばすことも、ちょっと説明しただけで結構スムーズに出来て、そんなことにも成長を感じます。


piparikoriste01.jpg

クッキーの中を星型やハート型などで小さく抜いた部分に砕いたキャンディーを詰めて、ステンドグラスクッキーにしてみよう!と思いついたのはいいけれど、実際にやってみるとそう簡単にはいかなかった…。
最初の計画では、クッキーを何枚か紐でつなげて窓辺に吊り下げたら可愛い!と思っていたのですが、2枚つなげただけでもクッキーの強度が耐えきれず切れてしまい上手くいかず…。キャンディーの部分も室内に置いておくと暖かすぎて溶けてきてベタベタになるし…。
うーん、生地をさらにかなり薄く伸ばして軽くしつつ、相当固めに焼いて強度を上げないとダメなよう。そうするには生地の配合も考えないといけないかも。
使うのに丁度いい棒付きキャンディーの色も探したけどあまり種類がなかったし。何か代用できるものはないだろうか?
ステンドグラスクッキーは、また来年しつこくリベンジするかもしれません(笑)

piparikoriste.jpg




2013.12.22 | お菓子/飲み物

光のスープ

イギリスから「光のスープ」という素敵な小冊子が届きました。

hikari.jpg

以前からその詩的な世界と、子ども達と丁寧に向き合う暮らしに尊敬の念も抱きながら、一読者として彼女のブログを楽しみにしていました。
育児は育自と書いてあるように、息子がお腹に宿ったことを感じた瞬間、産まれた日のことなど、日々の混沌とした子育ての中で忘れかけていた、自分の核(コア)となる部分を彼女の言葉ではっと思い出すことも多く、初心に戻ることの大切さを教えられました。

頭でたくさん考えるより、これからも自分の直感を信じて、子供や家族、人生とつながっていけたら…と思いました。



2013.12.18 | こども部屋

女の子のためのケーキ

夫の幼馴染みの娘ちゃんが週末遊びに来ることになり、彼女の誕生日ということもありケーキを作った。
もし自分に娘がいたら、こんなケーキを作るのだろうか?などと考えながら、苺とブルーベリーを混ぜたベビーピンク色のチーズケーキにパールの飾りを散りばめて。

tyttokakku.jpg

シャイで小鳥のように囁くような声で話す、3人姉弟の真ん中の女の子。
何を飲む?と聞くと、「コーヒー。」と当たり前のように大人びた口調で言うので驚いたり。

11歳の女の子。
そろそろ大人の入り口というか、フィンランドの女の子だったらもうかなり大人っぽいのかな?と思っていたら、ケーキを出すと小さな女の子みたいにぱっと目を輝かせて喜んでくれて、こちらも嬉しくなった。

そしてまた、もし自分に娘がいたらどんなだろう?と考えた。



2013.12.16 | くいしんぼ雑記

駆けぬけた11月

あっと言う間にもう12月。
11月は息子が3回も40度以上の熱を出し、保育園も月の半分は休んだ程で、最初はいつも通り解熱剤を使ったりしていたけれど、薬が切れると上がったり下がったりを繰り返し、毎回なかなか熱が下がりきらず治るまで1週間以上もかかったりしていたので、もっと自然に体のリズムにそってよくなる方法はないものか、とレメディをはじめて与えてみました。

energy.jpg


感想としては、効いた!という確信が持てる程でもない感じだけれども、とりあえず40度の高熱が3日間続いても解熱剤などは使わずに、数種類のレメディで乗り切ったので、今後は義母がアロマテラピーやホメオパシーのセラピストだったので、いろいろ相談しながら活用してみようかなと思っています。

そんなわけで11月はお店も忙しかったので、なんだかバタバタ動き回っているうちに終わってしまったという感じ。しかし体は忙しなく動きまわっていたものの、心は何となく重かった11月。
日照時間が短くなり辺りが暗くなるにつれ、やや気持ちも沈みがちになるのは毎年なのですが、今年はさらに一見活発に動いているようで実はかなり心はどんよりしていて活力がなかったのでした。
11月で移住してから5年が経ち、来年のビザ更新はついにパーマネントになるというのに、未だにフィンランドの気候や習慣、言葉などいろいろな事に馴染めていない自分がいるなぁ…とつくづく感じたり…。その反面、たぶんもう日本に住むのは無理な気がするなぁ…など、ぐるぐると思い巡らしていたのでした。
息子用の他に自分用にも心が上向いてリラックスできるレメディを試してみたりもしています。

12月はペースを落としてエネルギーチャージして、楽しくクリスマスを迎えたいものです。
今年はロバニエミへ帰省しないので、とりあえず今週末からめずらしくクリスマスのお菓子作りや飾りつけなんかをしてみようかなと。

2013.12.04 | 暮らし

«  | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

maco

Author:maco
3人と1匹フィンランドの日々
・söpö~日本での日々
・postimerkki
 ~切手蒐集の愉しみ

My flickr

maco-motion. Get yours at bighugelabs.com

リンク

北欧のアンティーク雑貨と手仕事の店 カスパイッカ
Instagram

月別アーカイブ