奥会津にて

日本滞在中は新潟から奥会津へも足をのばして来ました。

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旧南郷村にある、以前から一度訪れてみたかったゲストハウス「ダーラナ」へ福島から妹の夫も合流して家族全員で宿泊しました。

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ゲストハウス「ダーラナ」は東京・六本木にある北欧料理レストラン「リラ・ダーラナ」のオーナーが、会津の伝統的な古民家である”曲屋(まがりや)”をスウェーデンのダーラナ地方の田舎屋風に改装して作り上げたもので、茅葺き屋根と漆喰の白い壁、大きな朱色のダーラヘストが佇む外観、和洋折衷の独特の風情が落ち着く宿でした。
部屋は洋室と和室とあり、私達家族と妹家族、父とで3室使わせてもらえました。

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約150年前に建てられたという家の天井には太くて頑丈そうな立派な梁が張り巡らされており、夜になると今も使われている囲炉裏に火が入り、冷え込む夜も家中暖かで、囲炉裏を囲んで宿泊客同士でおしゃべりしたり、ほっとする空間でした。
広い畳敷きの和室で子供達が父とわいわい遊んでいる姿を見ていると、子供のころ夏・冬休みになると農家だった祖父母の茅葺き屋根の古い田舎家で過ごしたことを思い出し、とても懐かしく感じました。

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食事は朝夜と付いていて、料理人であるオーナーが腕を振るう食事もとても美味しく、北欧風家庭料理が基本なので旦那さんも食べやすく感激していました。到着した夜は蔵の中の個室にテーブルが用意され、家族全員で食卓を囲んだのは何年ぶりだろうという感じで、思い出深いディナーとなりました。

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キッチンと洋窓が嵌め込まれた食堂には、スウェーデンやフィンランドのアンティーク陶器やガラス、絵皿が飾られていて、北欧と会津の田舎家の融合がとても印象深く素敵でした。

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2012.10.28 | 日本を想う/福島を想う

一時帰国〜新潟へ

約2年ぶりに一時帰国していました。震災後はじめての日本です。
今回は母子避難している妹と姪っ子、甥っ子が住む新潟へ成田から直行、福島から父も来て、久しぶりに家族全員そろうことが出来ました。

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新潟ではホテルを予約していたのですが、帰国直前に妹が知人の方から情報を得て、放射能防御プロジェクトのとある団体が福島からの保養や避難者の家族のために提供しているという一軒家をお借りすることが出来、家財道具も揃っていて自炊も出来るということで、まるで自分の家にいるかのように過ごすことが出来ました。冬馬も久しぶりに会う従兄弟と年も近いこともあり、広い家の中を思う存分走りまわり、玩具も沢山揃っていて、のびのびと皆で遊んで満足そうでした。
古い家は、今はもう帰れない福島の実家を思い起こさせ、どこか懐かしい気持ちになりました。家には佐渡産のお米なども用意してあり、好きなだけ食べてくださいとの心使いが胸にしみました。
新潟は福島からの避難者をとても多く受け入れている県であり、本来なら国がやらなければならない事を民間の方達に手を差しのべていただいていることは、妹も母子避難でお世話になっていることもあり、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の帰国では海の放射能汚染などの事も頭にあり魚はあきらめていたのですが、佐渡産の魚介類を専門に扱っているお寿司屋さんを見つけて、滞在中一度だけお寿司を食べることが出来ました。美味しいものが沢山の日本で、これから先ずっと何年も食材の放射能汚染に気をつけなければならない日々が続くのだ…と思うと、やりきれない気持ちになります。


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滞在先の家は海にも近く、早く起きた朝、父が海辺を散歩したり、歴史的な建物がまわりに多く古い洋館を使った素敵なカフェがあったりと散歩がてら見てまわるのも楽しく、家族全員のんびりとした滞在でした。
新潟の市街地は大きいですがゆったりとした雰囲気で海も近く、人も温かく、また機会があれば訪れてみたいなと思いました。


2012.10.27 | 日本を想う/福島を想う

秋のかたちと色

だいぶ秋も深まってきたフィンランド、このところ雨の日も多くなり日照時間も徐々に短くなってきています。アパートの中庭には、冬の間も木の実を食べに来る小鳥たちが飛びまわり、木の上ではリスがちょこまかと枝の間をすばやく動いているのも見えます。毎年この中庭では野うさぎも見かけるのだけれど、厳しい冬の間はどこで過ごしているのだろうか?冬眠しているのか?
小さな生きもの達は、そろそろ冬ごもりの準備で忙しい時期なのかもしれません。

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近所の並木道や海辺を歩くたびに木の葉は毎日少しづつ色づいて、黄色や赤や緑のグラデーションなどの自然がつくりだした美しさにハッとして見とれてしまいます。
気がつくと何の気なしにせっせと良さそうな落ち葉や木の実を集めてしまい、秋のコサージュや首飾りの出来上がり(笑)1枚として同じものがない紅葉した葉っぱの色あいは本当に美しい。

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キノコも道ばたにぽこぽことよく顔を出しています。

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2012.10.09 | 草花木ノ実自然帖

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