ママ友とベビーカー

先日、ママ友さんとお互い出産後はじめて会いました。
彼女との出会いは6月に通っていたフィンランド語コース。英語かフィンランド語で話しかけてくるクラスメイトに、ヘボヘボなフィンランド語でしか答えられず落ち込み気味の私に、突然日本語で話しかけてくれた日本人ではない彼女。すごく驚いたけど日本への留学経験があるそうで、とても流暢な日本語を話す。しかも今時の日本人が忘れてしまっているような丁寧で礼儀正しく思いやりにあふれた言葉使い。話していると彼女が日本人じゃないという事をすっかり忘れてしまう。
この時彼女はすでに臨月に入っていて、いつ産まれてもおかしくない大きなお腹で学校に通っていた。私も6ヶ月に入っていたけれど言わなければ妊娠してるとはわからない位のお腹だったので、同じ妊婦とわかって彼女の方も驚いていた。
二人とも移住してきたばかりでママ友もいなかったので、まさか学校で出会いがあるとは、まさに運命的と互いに感じたのであった。

puisto03.jpg

彼女から出産後久々に連絡があり、お互いの赤ちゃんも見たいしカフェでお茶でもしましょう!ということになったのだけど、さて困った。
何が困ったかというと、実は私、一人でベビーカーを押して外出した事がなかったのである…。
こちらのベビーカーは、凍結した雪道でも滑らずに走行できるように、とてもゴツくて重くて大きいのだ。ベビーカーだけで10kg以上ある。そこへまだ2ヶ月足らずだというのにすでに6kg近くもある重量級の冬馬を乗せて一人で押して歩くなんて、もう考えただけで本当に大変…。
そんな訳で次の日から特訓が始まった。
ハンドルの持ち方が悪い!進む方向をよく見て歩け!などなど、鬼コーチのように激を飛ばす旦那さん。家の周りは坂道や石畳の段差が多く、その度ににつかえて動けなくなるし、どんどん道路の端に寄って行ってしまい真っすぐ押すのも一苦労…。
どう見てもデカくて力もありそうな旦那さんが手ぶらで、子供みたいにチビの私がヨタヨタしながらベビーカーを押しているので、同じくベビーカーを押して歩いているカップルとすれ違う度に怪訝そうな一瞥を投げかけられた。

そして一番の難関は一人でベビーカーを押してトラムやバスに乗ること。妊婦や子連れに親切なイメージのあるフィンランドですが、ノンステップになっている乗り物などほとんどなし(車両によってはノンステップもたまにあるけど)。乗車口の段差が凄く高くて、とても一人でベビーカーを持ち上げるなんて無理、たいがい側にいる人が手伝ってくれるらしいのですが…。
見てるとフィンランド人のママさん達は皆平気でどんどん乗ってくる。日本だと首が座るまではあまり赤ちゃんを連れ歩かない方がいいとか言われているようですが、こちらでは生後数週間でも雨が降ろうが雪が降ろうがガンガンベビーカーを押して歩いている。パワフル…。


【“ママ友とベビーカー”の続きを読む】

2009.10.29 | こども部屋

ふしぎな力

動物や小さい子供には、お腹の中にいる赤ちゃんの姿が見えるという話を聞いたことがあります。
まだ妊娠がはっきりしていない頃からマメは「ここに何かいるよ~」とばかりに、しきりに私のお腹を手で掻く仕草をして、ピタッとお腹にくっついてくるようになっていました。
これは出産直前まで続いてましたが今はまったくなし。
だからなのか、病院から退院して初めて冬馬と対面した時も特に怖がったり逃げたりもせず、じっと見ていたマメ。たぶん冬馬の存在をわかっていたのだと思います。

fusigi01.jpg

家での子育てが始まり、夜中に授乳やおしめ替えのために起きる度にマメも一緒に起きて見ているようになった。本猫は見守っているつもりなんでしょうか(笑)

下の子が生まれる前になると上の子はそれを察知してお母さんに甘えたくて後追いするようになったりするそうですが、これもマメは臨月の頃になると始終私にまとわりついて来るようになり、人間の子供のようでした。
で、旦那さんと二人で冬馬を撫でたり可愛がっていると遠くの方から、じとーっと粘着質な視線を送ってくる(笑)
フィンランド語で『嫉妬』のことをMustasukkainenと言うのですが、これ直訳するとナゼか " 黒い靴下 " なんです。黒猫のマメにはあまりにぴったりな言葉…。
あわててマメも可愛いよーと撫で撫でしてあげるけれど、やや不満気味な表情なのでした。

fusigi02.jpg

冬馬はベビーベッドに寝かせると泣いてなかなか眠ってくれないので、ほとんどいつも私と一緒に寝るようになってしまい、マメも冬馬が来るまでは一緒に寝ていたので、すっかり寝場所を取られた感じになってしまった。それでもベッドの隅っこに今にも落ちそうになりながらへばりついて丸くなっている姿がいじらしくて、時々寝ている時も撫でてあげるのだけど。

2009.10.21 | Comments(28) | マメのまめ部屋

バルティック・ニシン市 Stadin Silakkamarkkinat

先週のことになりますが毎年この時期になると開かれるらしいニシン市へ行って来ました。

nishin02.jpg

市が開かれていたKauppatori(マーケット広場)は家からそう遠くないのですが、出産後すぐに動きまわるのは良くないと周りから言われていたのもあり、初めて親子3人での外出でした。
夕方に行ったので広場に通常出店しているストールは早々と店じまいしてましたが、市は夜7時までやってました。まだ夕方過ぎでもけっこう明るかったですが、街の人の服装もすっかり冬仕様でヘルシンキもかなり冷え込んできているようです。

nishin01.jpg

マーケット広場にはさまざまな味の酢漬けなどにしたSilakkaというフィンランドのニシンを売る店や屋台が並び、中でもニシン市らしくていいなと思ったのは船上の店。

nishin03.jpg

漁師さんが開いているのかな、日本の漁師とは随分イメージが違う。なんだかオサレ~。
それぞれの店のディスプレイも雰囲気があります。
寒いのでスパイス入りの温かいリンゴジュースを飲んだり、屋台でムイックとジャガイモのフライを食べたり。白ワインやマスタード味のSilakkaの酢漬けやニンニク味のきゅうりのピクルス、サーモンパイを買ったり。

nishin04.jpg

ベビーカーを押しながらウロウロと久々のシャバ(?)を満喫。
今まではベビーカーが重いので旦那さんが冬馬を散歩に連れて行ってましたが、寒いとよく寝ると聞いていたのに毎回大泣き、皆ビックリして振り返る程だったようですが、この日は珍しくずっと静かに寝てくれて助かりました。

2009.10.12 | ヘルシンキ/街の風景

2つめの名前

前回の記事にたくさんの温かいメッセージありがとうございます!
とってもとっても嬉しかったです!
返信はちょっと時間がかかるかもしれませんが、お待ちくださいね。


まだ妊娠がわかって間もない頃から何となくお腹の中の子は男の子のような気がしていた私達。
なぜか旦那さんの両親も男の子が生まれてきそうと思っていて、十数年ぶりの孫誕生ということもあり、お義母さんなどはすっかり舞い上がってしまい、まだ確定もしてないのに先走って男の子の服をどんどん送ってくれたり(笑)
結果、予感的中で良かったけれど、もし女の子が生まれていたら可哀想だったかも…いろいろな意味で…。
というのも、息子が産まれた直後お腹の上にのせられ初対面した時の正直な感想は"ビリケンがいる!? ”というなかなか衝撃的なものでした…。
数日後には"ガッツ石松がいる…。”になり今も変化し続けてますが、どう見ても日本人顔なんで、フィンランド人の遺伝子はいったいどこへ…って感じです(爆)

fuyuuma.jpg

私は男の子だったらつけたい名前があったので、性別もはっきりしない頃から旦那さんとずっとその名前で呼びかけていました。妊娠中期を過ぎた頃からは、名前で呼びかけるとお腹を蹴って答えてくれたり、息子の方も自分の名前をわかってくれていたよう。

フィンランド人と日本人の間に生まれた息子には、日頃呼ばれている名前の他にもう一つ名前があります。こちらはほとんど使われることのない名前ですが、日本人名なので私としてはこちらの名前でも呼んであげたい。
ということでブログではもう一つの名前で息子のことを呼ぼうと思います。

冬の馬と書いて「とうま」と読みます。
初めて息子の心臓の音を聞いた時、パッカパッカパッカと馬が駆けて来るような勢いのある音でとても元気だったので、生まれてすぐに自分の足で立ち上がり歩こうとする逞しい仔馬にあやかって、冬馬(とうま)という名前をつけました。

2009.10.08 | こども部屋

«  | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

maco

Author:maco
3人と1匹フィンランドの日々
・söpö~日本での日々
・postimerkki
 ~切手蒐集の愉しみ

My flickr

maco-motion. Get yours at bighugelabs.com

リンク

北欧のアンティーク雑貨と手仕事の店 カスパイッカ
Instagram

月別アーカイブ