白樺細工の魅力
先日、白樺のかごや白樺細工を製作しているおばあちゃんの家へ行く機会がありました。
おばあちゃんの両親も白樺職人だったということで、子供の頃から作っていたそうで、この道何十年という熟練の方でした。今まで見たこともないような形のバッグやポーチ、小物も多く、自宅アトリエを見せてもらった時は、興奮してしまいました。
私自身もともと白樺細工は大好きなのですが、ひとつひとつ微妙に色の違う樹皮の編み目や形を眺めたり、手にとって持ったり、見て使う程にますます白樺のとりこになってしまう、不思議な魅力が白樺の製品にはありますね。
ヘルシンキは今、木々が芽吹き花咲き乱れて、1年でも一番美しい季節がやって来て、白樺のかご達を持って野外でお店用の撮影をしてみたら、自然の中にある白樺のかごや小物ってなんて美しいんだろう…と自分でも改めて感嘆してしまいました。
素朴で飾り気のない美しさといいますか。なんだかそういうところがすごくフィンランドらしいなぁと思ったり。
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