7歳の誕生日

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早いもので冬馬も7歳。最近はずいぶんと成長したなと思うことも多くなってきた。
今年のバースデーケーキは、本人からのリクエストで栗クリームの抹茶ロールケーキ。昨年までにくらべ、なんだか渋い雰囲気。キャラケーキはリクエストされなくなり、ほっとしている(苦笑)。


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フィンランドでは栗を食べる習慣がないけれど、いちおう秋になると栗は売られていて、最近はフランス産の丸ごとマロンが入ったホールやピューレの缶詰やチューブ入りのマロンクリームなども見かけるようになり、マロン系のお菓子はわりと作りやすくなった。飾りに何年かぶりでメレンゲきのこも作ってみた。

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今年も誕生日会を開いたけれど、いつもいろいろお菓子を作っても、子供達は遊ぶのに夢中でほとんど手をつけないことが多く、冬馬にも皆食べないからそんなに作らなくていいよと言われたので、カップケーキを作ったくらいで、後は市販のお菓子をちょっと出しただけ。今までで一番準備は楽だった。
今年は誕生日がちょうど日曜に来たので当日に誕生日会を開き、前日の土曜日は友達家族と遊園地へ行き、前々日の金曜日に冬馬の好きなお寿司を作ってバースデーケーキも家族だけで食べた。
そんなわけで、そろそろ誕生日会を開くのも来年か再来年あたりまでで終わりかなぁと思ったり。

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8月から冬馬も小学校に入学。学校は毎日楽しいと言って通学しているのはいいことなのだけど、楽しすぎて家になかなか帰って来なくなってしまった(苦笑)。
最初の1週間くらいは親が送り迎えしていたが、自分一人で行きたいと言われ、それ以降は一人で通学するようになった途端に、毎日のように寄り道をして、子供の足でも家から学校まで10分もかからない近所なのに、帰宅まで30分~1時間以上もかかっている…。
フィンランドは共働きが一般的なこともあり、帰宅時に親が家にいないことが多いので、ほとんどの子が入学時から携帯電話を持っているのだけど、ひどい時は学校から真っ直ぐ友達の家に遊びに行ってしまい、そこから「遊んでいい?」と電話してくる。そして何度も、もうそろそろ帰って来なさいと電話しても、もうすぐ帰る、今もう帰る途中と言いながら帰って来ない…。
だいたい小学校はお昼ご飯を食べたら授業は終わりで、その後そのまま学校内で16時まで学童に参加しているので、友達とはそこで充分遊んでいるはずなのに、まだ足りないらしい。さらに夕ご飯を食べ終わった後も、外へ出て友達とポケモンGoがやりたいと言い出す始末。さすがにそれは週何回か必ず大人が一緒に行くと決めたけれど。
急速に行動範囲が広くなり、冬馬の世界が広がっているのを感じる。それが喜ばしくもあり、少し淋しい気もする今日この頃。

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2016.09.12 | こども部屋

男の子の好きなこと

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男の子の好きなこと。
棒っ切れや木っ端を見つけて、持ち歩いたり振り回すこと。
石や砂を海や川へ投げること。
そして木登り。

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冬馬も木登りが好き。気に入った枝を見つけると持ち帰りアパートメントの入り口の植え込みに何本も隠しておく。
散歩中、かなり大きな石でもウンウンいいながら運んで来て、海へボチャーン!と投げ捨てる。
そして男の子同士で、木の切れっ端や廃材をどこからか持ってきて、秘密基地まで作りはじめた。

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最近の冬馬お気に入りの絵本は、日本から取り寄せた「おおきな きが ほしい」作:佐藤さとる 絵:村上勉。
木の上の家、ツリーハウスはフィンランドでも人気がある。
大人だって、幾つになっても木登りをしてそんな家で遊んでみたいと思う。

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2016.09.04 | こども部屋

こども建築学校

息子と約2年いっしょに通ったArkki(アルッキ)が終了した。

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Arkkiとは、1993年にヘルシンキを拠点として創設された子どものための建築学校という名目だけど、建築家を養成するわけではなく、造形と遊びを通して建築や自然と街の環境作りに興味を持たせ、自ら考えアイディアを育てることを目的としているのだそう。
と書くと、ちょっと堅苦しい印象を受けるかもしれないけれど、実際のクラスは、テーマごとにさまざまな素材や手法を使って触れての工作教室という感じで、子供の想像力を刺激し、遊びながら建築の基礎となるものを学んでゆくという内容。講師として現役の建築家も指導している。

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冬馬が通っていた4~6歳クラスはまだ工具なども一人では使いきれないので、親は送り迎えだけでなく子供と一緒に制作する。
これがなかなか楽しく、なんだか小学校の図画工作の時間を思い出す。そんなわけで親の方が夢中になって作っている人も多くて、お父さんが参加する率が圧倒的に高いのもフィンランドらしい光景。
学校は4歳から参加可能で上のクラスは19歳まである。校内には子供達が作った作品がたくさん並んでいて、Arkkiは男の子にとくに人気らしく、年齢が上がるにつれほとんど女の子はいなくなってしまうとか。

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冬馬は8月から小学生ということで、続けるとすれば今後は一つ上の7歳~9歳のクラスになるのだけど、ここからは親の参加はなくなり、送って行った後はクラスが終わるまでの1時間半何処かで時間を潰さなければならず、先生も変わってしまうこともあり、「お母さんと一緒に作らないならもう行きたくない」と言われ、まぁ私も子供の頃ピアノなどの習い事へ嫌々通っていた口なので、無理強いするわけにもいかず…一旦ここで終了となった。
初めての習い事で、けっこう長く通っていたので、私としてはここで辞めるのはもったいないなぁという気持ちと、年齢が上がるにつれて制作も本格的になっていくので、これからもっと面白くなるんじゃないかなと思うのだけど…。親としては、ちょっと残念。
もう少し大きくなったら、また興味をもってくれると嬉しいなと思うけれど。私もピアノは習うのをやめた後の方が、自分で好きな曲の楽譜を買って来て家で自由に弾いて、むしろその方が夢中で楽しめた記憶がある。

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学校の壁には、いろいろなワークショップの模様を撮った写真が張ってあり、角砂糖を積み上げたり、お菓子で家を作ったり、レゴのブロックを使ったワークショップや、夏のキャンプで森の中の木の上に小さな家を作ったりと、大人でもなんだかわくわくするような単発のプログラムもいろいろ開催している。
これから冬馬の希望があれば、こちらの方へは参加するかもしれない。
以前Arkkiの子ども達がヘルシンキ市の再開発計画に関わった事もあったようで、フィンランドの建築教育の可能性も感じさせてくれる。

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フィンランドでは受験勉強もなく日本のような学習塾というのはないのだけど、昔は珍しかった習い事も最近は徐々に浸透してきているようで、なにしろフィンランドの学校は驚くほど授業時間が短く、小学校高学年になってもお昼過ぎ位で授業が終わり、ほとんどの家庭が共働きのため、夕方親が帰宅するまでの間、子供だけの時間がかなり長いというのも理由の一つになっているのかもしれない。
冬馬の小学校入学も近くなって来ているので、学校が終わった後どう過ごすかというのも、同じ年頃の子をもつ親たち共通の課題になっているのだった。

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2016.04.29 | こども部屋

6歳の誕生会

息子もあっと言う間に6歳。今年は都合により夫と同じ日に誕生会を開いた。

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毎年恒例の誕生日ケーキをどうするかで悩むのだけど、前からちょっと作ってみたかったミニロールケーキのタワーに挑戦。ミニって小さすぎて割れてしまい上手く巻けずに悪戦苦闘…。さらに止せばいいのに、模様付けもやったもので、これがもう恐ろしく時間がかかった(苦笑)。
なんとかロールケーキを切ってタワーにしたけど、ピサの斜塔のように傾いているではないか…。何かの機会にもう一度リベンジしたい出来だった。

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今年は昨年よりさらにパワーアップして、男の子ばかり10人も集まり、家中走りまわるわ、チャンバラごっこで本気でケンカが始まったり、ぶつかって泣き出す子はいるわ、レゴが部屋中に散乱するわで、カオス状態。
子供を送って来たお友達のお父さんに、2時間がすごーく長く感じると思うよー(苦笑)と言われたけど、その通り夫も私も、子供達が帰ったあとは、ぐったり疲れた。
まぁ冬馬的には、暴れまわってハイテンションでエネルギーを存分に発散して、すごく楽しかったようなので、1年に1回位は親も頑張らないとなぁと思ったのだけど。

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冬馬も早いもので、来年は小学校。フィンランドは入学前の1年はプリスクールへ行くので、小学校は7歳からと世界的にみても遅いほう。それも子供の時間は長いほうがいいという理由らしく、だいたいの子は2、3歳から保育園へ行くのでたっぷり4、5年は遊び放題なのだった。
それでも8月にプリスクールが始まった頃は、他の保育園から来た新しい子もいたりでちょっと環境の変化があったせいか、朝になると学校に行きたくないという事が多かったけれど、1か月もすると慣れたようで、またいつも通り楽しく通っている。
相変わらず背はどんどん伸びていて、靴のサイズも身長も私と同じになるのも、もうすぐという感じだけど、未だに赤ちゃんに戻りたいと言ったりして幼さが残っていたり、でもときどき頼りになることもあったり、振り子のように揺れながら成長していくのかなとも思う。

2015.09.21 | Comments(2) | こども部屋

遊んでも遊んでも

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日本から戻ってもまだ1か月はある息子の夏休み。
フィンランド人の長い夏休みの一般的な過ごし方としては、Kesämökki(ケサモッキ)とよばれるサマーコテージでのんびりしたり、田舎へ帰省したり国外へ旅行したりといった感じ。
家に残っている場合でも、短い夏を森や海や湖などへ外に出て過ごす。

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子供がいる場合は、連日のようにLeikkipuisto(レイッキプイスト)とよばれる遊具やプールなどがある児童公園へ通う家族も多い。このLeikkipuistoでは、夏休みは子供達へ昼ご飯も配給される(16歳まで)。
我が家も、ほぼ毎日のように、だいたいお昼ご飯に間に合うようにLeikkipuistoに到着し、持参したタッパーなどにその日のお昼ご飯を入れてもらう。毎日のメニューは、予めWebページからも確認することが出来て、グルテンフリーやどんな肉を使っているかなど、詳しく明記されている。
そんなわけでお昼を挟んでだいたい14時か15時頃まで公園でめいっぱい遊ばせる。Leikkipuistoはヘルシンキ市内にいくつもあるので、今日はあっちの公園、今日はプールに入りたいからこっちの公園と、日によって行く先を変えたりもしている。

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それでも、この時期の北欧は白夜の季節で夜は23時頃まで明るいということもあり、夕ご飯を食べた後もまだエネルギーが有り余っている感じなので、寝る前にもまた近くの公園へ行って一遊びさせないと、冬馬はよく眠れない。
だから1日のほとんどを公園で過ごしているようなものだ。北欧は紫外線も強力で、1時間位でもくっきり跡が着く程日焼けするので、腕や首など日焼け止めを塗っていてもいつの間にか真っ黒に…。

とにかく親も体力勝負という感じで、夫と交代制で外に遊ばせにゆくのだけど、夕方頃になるとくたくたでエネルギー切れという感じで、気がつくとうたた寝してしまったり…。それでも冬馬は全く昼寝もせずに夜までずっと起きていて、四六時中遊びたがっているので、とにかく子供のエネルギーってすごいな…と思う夏なのだった。

2015.07.11 | こども部屋

5回目の母の日

5月10日はフィンランドも母の日。前日、ベッドでうたた寝している間に、夫と冬馬でケーキを作ってくれていた。

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当日まで絶対見ないでということで、日曜日の朝遅く起きてみると、ケーキがテーブルの上に置いてあった。冬馬が考えてパックマンのケーキにしたそうで、パックマンというと私にとっては懐かしいという感じだけど、こちらのTVではCGアニメになったパックマンが放映されていて、冬馬は夢中になって見ている。かなり昔のパックマンのイメージとは違うのだけど。

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作ってくれたケーキはスポンジ生地で、周りにはたっぷり生クリームが塗ってあった。私は生クリームが苦手なので、日頃こういうケーキは自分では絶対に作らないけれど、せっかくなので2切れも食べた。生地の間にRahkaと呼ばれるブルーベリー味のフレッシュチーズとバナナで作ったクリームが挟んであり、これは思いのほか美味しかった。冬馬はカラフルなスプレーチョコを仕上げに振りかけるのが楽しかったよう。子供はこういうのが大好き。

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保育園で作ったというフェルトで出来た小さなハート型のクッションももらった。ちゃんと私の好きな紫色を選んでくれて、フチは水色の糸で自分で縫ったそうで、いつの間にかこういうことが出来るようになったんだなぁと嬉しかった。保育士が質問してまとめたお母さんへのメッセージ付きで、お母さんの仕事は何?という項目で、「わかんないけど、お客さんにプレゼントとキャンディを送ってる。」と答えていたのが思わず笑った。
お客さんからの注文の包みに、時々おまけでMarianneというシマシマ包み紙のキャンディを入れている所をしっかり見られていたのだった(笑)。

まだまだ駄々っ子で聞き分けも難しく、甘えん坊で我がままな冬馬だけど、日々成長しているんだなと感じる部分も多い。一方で母になって早5年の私も少しは成長出来たのだろうか?と自分へも問いかけてみる5回目の母の日。

2015.05.12 | こども部屋

おにたのぼうし

ちょうど節分の少し前に、日本から届いた絵本を、夜ねむる前に冬馬へ読んでいた。
節分と鬼という、日本独特の行事や郷土信仰を説明するのはむずかしくて、タイミングよく日本語補習校の体験授業で、節分の豆まきの話や、鬼のパンツの歌を歌ったりしたので、なんとなく冬馬も雰囲気はつかんだかもしれない。

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あまんきみこさん作の「おにたのぼうし」は、いわさきちひろさんの挿絵にひかれたのもあり、取り寄せたのだけれど、毎晩読んで聞かせるうちに、私の方が感じることが多かった。

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( にんげんって おかしいな。おには わるいって、
  きめているんだから。 おににも、 いろいろ あるのにな。
  にんげんも、 いろいろ いるみたいに。)


"おに"の部分を、今起きている事象に置き換えてみると、世界の構造を象徴するかのようで、その言葉が何度読んでもじわじわと胸に突き刺さる。この世界で起きていることは、表面に出ている部分だけでは分からないことが、本当はたくさんあるのに。

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鬼は悪、怖い、災厄をもたらす存在の元、おにたは、絶望と悲しみで、最後は黒い豆になってしまう。
そうとは知らない女の子は、(さっきの こは、 きっと かみさまだわ。)と言って、静かに豆をまく。
そっと物語に寄り添うかのような、いわさきちひろさんの挿絵は、儚く淡いタッチが情緒的で、さらに切なさが増す。

こどもの絵本は、とてもシンプルに世界の真理を教えてくれる。
冬馬も、この話が言わんとしていることを、いつか感じてくれたらいいなと思う。


2015.02.08 | こども部屋

夜がこわい

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もう3か月位、冬馬が夜中に起きることが続いている。
突然叫び声を上げて、夢に怪獣が出てきたとか、トラムの走る音がするから、風が強いから眠れないなど、何かしら理由をつけて毎晩起きる。
元々寝付きも悪く眠るまでグズグズと愚図って時間がかかるのに、やっと眠ったと思っても3、4時間毎に起きるので、夫も私もその度に起こされて、途切れ途切れにしか眠れない日が続いている。眠れない原因をいろいろ調べているうちに、夜驚症というものを知った。夜驚症は3歳~6歳くらいの子供には珍しくない事らしい。
赤ちゃんがえりのようにもなって、こわいから私達のベッドで寝たいと駄々をこねたり、サイドランプを朝までずっとつけっぱなしにしないと眠れなくなってしまった。
一度目が覚めると私達が起きて来るまで叫んだり、家中の明かりを全部付けてまわって話しかけ続けたり、なかなか眠れないというか眠りたくないようで、しかし朝になるとやはり眠くて仕方ないらしく、保育園にも1時間以上も遅刻して行ったり…。

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5歳になってしばらくして、この症状が出るようになった辺りから、乳歯も抜け始めた。
自分の子供時代を振り返ると、最初に歯が抜け出したのは小学校に入った辺りだと思っていたので、こんなに早く抜けるものなのかと少し驚いた。
最初に抜けた歯は保育園でお昼寝中で、どこにいったか分からなくなり、2番目は保育園の子が悪ふざけしてぶつかって来て、ポロっと取れてなくなり…。突然歯が抜けて驚いて泣いていたら、他の子に、「夜寝る時に抜けた歯を枕の下に入れて置くと、朝起きたらコインになってるんだよ。」と言って慰められていた。しかし、抜けた歯は一つも手元に残っていないのだけど。
今朝起きると夫がすばやく枕の下に2ユーロ硬貨を忍びこませたようで、お金が入ってた!と喜んでいた。

成長するにしたがって自然に眠れるようになればいいのだけど、それにしても親の方もずっと睡眠不足が続いて参っているので、保育士に相談してみたら、子育てを支援する市の専門機関があるので、そこで児童心理カウンセリングを受けてみてはどうかとすすれめられた。
冬馬の話に少しでも耳を傾けようといろいろ尋ねても、わからない…としか言わないことも多く、まだまだ言葉に出来ない事がたくさんあるようだ。
からだも心もすごいスピードで成長している冬馬の中で、今何が起こっているのだろう?
何を見て、何を感じているのだろう?

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このところの温かさで凍っていた海の氷もとけてしまった。
冬馬の心の中にある固い氷のカケラも、いつか溶ける日がくるのかな?


2015.01.17 | こども部屋

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