森の中の民芸市 2014
今年もリガで行われた森の中の民芸市へ行って来ました。
晴れているけれど暑すぎもせず、ちょうどよい天気に恵まれ、昨年にも増して沢山の人出でした。
民芸市が広く国外にも知られるようになるにつれ、年々訪問者の数も増えているようです。
森の中を歩いて行くと民族衣装を身につけた子ども達がダンスをしていました。
花冠をつけた女の子も可愛いけれど、男の子の民族衣装も素敵。いつもラトヴィアへ来ると民族衣装好きの血が騒ぎます(笑)。どの衣装も美しく見ごたえがあります。
今年もお店のための買付けがメインの旅でしたが、ちょうど友人家族もリガへ行くということで一緒に民芸市へ行き、二人とも手工芸や民族衣装好きなので盛り上がりました。
いつも通りミトンを中心に見てまわったけれど、白樺の手工芸品も今年はよく目について、ビーズ織りの素敵なアクセサリーも見つけたりと新たな発見もありました。
若手の作家さんも、ラトヴィアの伝統的な模様やデザインなどを大切にしているところが、民族の文化に対する誇りのようなものが感じられます。フィンランドでは忘れ去られつつある、伝統文化を大切に伝えてゆこうという気風のようなものも、私がラトヴィアに強く惹かれる理由なのだと思います。
昨年は見かけなくて残念に思ったボビンレースのおばあちゃんも今年は来ていて、ほっとして嬉しくなったり。3回目ともなると、だんだんお気に入りの工房や製作者の方もいるようになり、そこを目指して歩いたりもします。
しかし毎回思うけれど、出店数と規模が大きすぎて時間が足りない…。もっとじっくりみたいけれど、早足で次々見ても3、4時間あっと言う間。また同じお店に戻るのも大変だし売れてしまっている事も多いので、いいと思ったら即決で手に入れるという感じ。
親が夢中で民芸市を見ている間、子ども達は野外博物館の中にある木製の遊具などがある広場で遊んでくれていました。弓をひいている子や馬にのっている子がいたりと、素朴なラトヴィアの風景も来るたびにいつも心に残ります。
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2014.06.12 | Comments(9) | ラトヴィア
