マリメッコ 『pakkanen』
日本でも大人気のマリメッコですが、実は私、嫌いじゃないけど積極的に欲しいという事はあまりなくて、お土産やプレゼント以外に自分用に購入することはほとんどなかったのですが、久々にこれは!と思った柄がありました。
それは『pakkanen パッカネン』という名前のテキスタイル。むくむく丸っこい鳥と赤い木の実が描かれて、なんだか妙に可愛い。丁度こんな感じの鳥のドローイングはminä perhonen のテキスタイルでも昔あったなぁと思いましたが。
最初は春を先取りした柄なのかな、と思っていたら『pakkanen パッカネン』とは氷点下の意味。クリスマスにロバニエミへ行った時にその意味がわかりました。
朝起きて窓の外を見ると、たくさんの鳥たちが木に群がって赤い実をついばんでいました。赤い木の実はpihlajanmarja(ナナカマドの実)で、鳥たちはこれを食べると酔っぱらうのだそう(笑)
この時、木に集まっていたのはTilhiティルヒという名の冬の鳥で、赤い実をくわえている姿がクリスマスカードなどにもよく描かれていましたっけ。
フィンランドでは冬の風物詩らしいです。
というわけでマリメッコの布に描かれている鳥もこのTilhiティルヒかTalitinttiタリティンッティという名の鳥らしく、だからテキスタイルの名前も『pakkanen パッカネン』という冬らしい名前がついていたのでした。
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2009.01.07 | Comments(12) | 可愛いもの/好きなもの
