おばぁちゃんの手編み Mummon kutoma
ヘルシンキにもついに初雪が降りました。まぁ積もることもなく、ちらっと降ってすぐ止みましたが。
寒くなってくると登場するのが毛糸の靴下。普通の靴下の上にさらにこの毛糸で編んだ厚手の靴下を履きます。外へ行く時にも履きますが、部屋の中でも履きます。
毛糸の靴下は手編みする人も多く、おばぁちゃんの手編みなんていうのも多いのです。
我が家も旦那さんのおばぁちゃんが編み物好きで帰省する度に毎回たくさん貰っていて、毛糸の靴下だけで引き出し一段が埋まる程。
短いのから長いのまで様々な模様や形があって、見ているとほっこりとした気持ちになります。作ってくれた人の気持ちがこもっている感じがして、やっぱり手編みっていいですね。
最近では冬馬のものも増えてきました。お父さんとお揃いのも貰いました(笑)
手編みは靴下だけでなく手袋などもよく見かけます。写真のは北カレリアの村へ旅行した時に、地元のバザーに出店していたおばぁちゃんから買ったミトン。模様と色合いがフィンランドらしくて気に入ってます。隣に写っているのも手作りのキノコのキャンドル。もったいなくて火は灯せません。
おばぁちゃんが作ったものってどうしてこう素朴で可愛いんでしょう!本人はぜんぜんそんな事は意識してないと思うのですが。
私は昔から何故か、おばぁちゃんやおじいちゃんの持ち物や服装、佇まいに惹かれてしまうのですが、街で味のあるおばぁちゃん、おじぃちゃんを見つけるとついつい写真を隠し撮りしたりして、旦那さんにも「アナタ、フルイ人ガ、スキ」と言われてしまう(笑)
自分もこんな風にいい年のとり方をしたいもんだ、と思う今日この頃。
-おまけ-
これも北カレリアの手工芸センターのような所で見つけた、編みぐるみのキノコ。本当は針山なのですが、けっこう大きいのでガラス棚に飾っています。小さなキノコまでちょこっとついているところもお気に入りの一品。
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2010.10.16 | Comments(20) | 可愛いもの/好きなもの
