白髪のかっこいい人

tulip00.jpg
先日誕生日を迎え、ついに50代にリーチがかかる年齢となった。それと同時にこのところ急激に増えてきたのは白髪。数年前まではそれ程気にしていなかったし、抜いたら増えるというのは迷信だと聞いて、時々見つけると引っこ抜いて済ませていた。
ある日そのままにしたら今どれくらい白髪だろうかと思いたち、見つけても放置すること数ヶ月。髪をかきあげて見ると、額の生え際や耳の周りはメッシュを入れたようにけっこう白髪になっていて、おおっ!と思った。いつの間にこんなに生えていたとは。今まではどちらかというと年齢より若く見られることが多かったけれど、白髪の自分をまじまじと見ると着実に年を重ねているのだなぁと、まぁ年齢相応で多すぎもしないけれど少なくもない量と言える。
そして、もうこのまま自分は白髪でいこうと思った。
今までも白髪を染めたことは一度もないし、カラーリングもここ数年はしていない。もともと肌が弱いし、面倒くさがりの自分には、まめに白髪染めをするという選択肢は最初から浮かばない。それより染めることによる頭皮や薄毛のダメージの方が気がかり。母はかなり長い間染めていたので晩年は薄毛に悩んでいた。

tulip01.jpg
海外在住で若さより成熟に重きをおくヨーロッパに住んでいるということも、白髪を染めなくていいかもという理由にはなっていると思う。この国では若かろうが年を取ろうが髪の色なんて個人の自由だし、金髪だろうがブルーだろうがピンクだろうが、何か言われるということはまずない。最近では日本でも、白髪を染めずにそのままの自分でいこうという流れもあるようで、白髪とは言わずグレイヘアと言ったりするらしい。
グレイヘアになったら楽しめることもあると思う。年齢相応の肌の色艶とのバランスだって自然だし、今まで手を出さなかったカラーの服が似合うようになったり、しっかり口紅を塗ったりしてもオーバーメイクにはならない気がする。まだまだ新しい発見があるかもしれない。

tulip02.jpg
それでも日本人の黒髪に白髪は目立つので、自分はよくても驚いたりドン引きする人もいるかもしれない。
あえて白髪のままでいるというのは、少しだけ勇気がいるのかも。それでも今さら隠したいとは思わない。
50代からのささやかな挑戦?アンチアンチエイジングである。
年を重ねることを恐れず、そういう自分も受け入れていけたらいいと思う。


2017.03.27 | 暮らし

我が家のお正月とお節

明けましておめでとうございます。

nw201701.jpg
また昨年の暮れも、お節を作った。ここ数年毎年作っているうちに、冬馬も覚えていて楽しみにしてくれるようになり、フィンランド人の夫も日本食好きで抵抗がない楽な人なので、すっかり恒例となった。
フィンランドのクリスマス料理も一応作ってはいるけれど、ほとんどがオーブンで焼けば出来るものなので、それに比べると日本のお節はその何倍もの手間と時間、そして海外では日本の数倍の高い材料代もかかる。
それでも、元旦のちょっと改まった特別な空気や清々しい気持ちが頭に浮かんでくると、そこにはやはり、お節があってほしいので、手に入る限りの材料で、毎年なんとか頑張って作るのだ。

nw201702.jpg
nw201703.jpg
今回はサツマイモが手に入ったので、栗きんとんも作った。くちなしの実がないので、鮮やかな黄色にはならないけれど、栗もサツマイモも大好きな冬馬は喜んでくれた。そういえば母の栗きんとんも自然な感じの色だった。
母の作るお節は、ねじり梅の人参や花形の蓮根などの飾りはないけれど、慈姑(くわい)や百合根、長老喜(ちょろぎ)なども入っている、煮しめ中心の素朴な田舎のお節だった。
ストーブの上に鍋をのせてコトコト何時間も黒豆を煮ていたり、「いかにんじん」という福島のお節に入るスルメイカと人参を瓶に漬込んでいたり、暮れは朝から晩まで立ち働いていた姿が思い浮かび、お節を作っていると、子供の頃の台所の情景が蘇って来る。
いろいろ教わる機会もないまま母はすでに亡く、遠い記憶の糸をたぐり寄せながら、インターネットで調べたり、実家では作っていなかったメニューや初めて知るレシピも多く、自分が作るお節は我が家だけのものになった。

nw201704.jpg
妹が日本から送ってくれたドラえもんの子供用包丁に、冬馬は大喜び。5歳くらいから時々ピーラーで、にんじんの皮むきなどを手伝ってくれたりするので、さっそく包丁を使って切ることを教えた。最初は怖々やっていたけれど、面白かったようだ。将来は、自分でお節を作れる男子になってくれるとさらに嬉しいけれど(笑)

nw201705.jpg
フィンランドでは、1月6日のLoppiainen・公現祭まではクリスマスツリーを飾っておく家が多く、我が家もクリスマスイヴぎりぎりにいつもツリーの生木は飾るので、1週間程度で捨てるのは忍びなく、この日まで居間にはツリー、ダイニングには鏡餅という珍妙なことになっているけれど、そこは日フィン家庭ということで、我が家独特のお正月でいいかな…。
ありがたいことに、妹からの小包にはしめ飾りも入っていて、今年はかなりお正月らしくなった。
冬馬は日本語補習校などで、日本の行事をいろいろ教えてもらってはいるものの、実際に体験したことの方が印象に残ると思うので、元旦はなるべく日本のお正月を感じてもらいたい。目で見て舌で味わうお正月は、やはり日本の素晴らしい美意識と文化だと思うのだ。


2017.01.04 | 日本を想う/福島を想う

クリスマスの幸せな記憶

jpkirje.jpg
しんあいなる ちいさな おともだちへ

わたしのことを おぼえていてくれて どうもありがとう。
ひしょの こびとくんたちは わたしが みなさんに へんじをかくのを てつだってくれています。

クリスマスに わたしは となかいの そりにのって みなみのほうへ でかけます。

-中略- 

そして みなさんが げんきで たのしく すごしているのを みれたら たいへん しあわせです。
せかいじゅうの こどもたちに へいわと ゆうじょうが ありますように。


クリスマスおめでとう
サンタ・クロース


わたしのすまいの コルヴァトントリ山は このてがみの えのなかで ゆびさしてありますから
あなたにも わかると おもいます。


5歳のクリスマスに届いたサンタクロースからの手紙は、何十年もの時を経ても奇跡的にまだ私の手元に残っている。
他にも、色とりどりの薄いセロファンが、透かし絵の裏に何枚も重ね合わせてあり、月毎にめくる度に色が変わってゆく、ムーミンのカレンダーをもらった事。それは子供心にも息をのむほど繊細で、美しいと感じたことを、今でも鮮明に覚えている。
その頃は、フィンランドという国やラップランドが、何処にあるのかなど全く知るはずもなく、親もとくに関心があった訳でもないので、それらがどういう経緯で届いたのか、今となっては分からない。
まさかそれから数十年後にそんな遠い国に住み、毎年のようにサンタクロース村のある街へ帰省するようになろうなどとは、昔の私が知ったら、飛び上がって驚くだろう…。

jkuusi.jpg
jkuusi02.jpg
今年のクリスマスツリーは、手頃なサイズは売り切れで、天井に仕えるほど大きなツリー。ありったけのオーナメントを出してもまったく足りず、大急ぎで冬馬と一緒にジンジャーブレッドを焼いて飾りを足した。

kakku001.jpg
クリスマスケーキはリースをイメージしたパブロバを作った。メレンゲが口の中でふわっと溶けて、オレンジの皮をすって入れたマスカルポーネと、ベリーやザクロの酸味が爽やかだった。

pv02.jpg

「今年のサンタクロースからのプレゼントは何がいいの?」と冬馬に聞くと、「…何もいらない。ほしいものが思いつかない。」という予想外の答えに、えーっっ!?と、うろたえる親…。
もうレゴでもほとんど遊ばないし、何をあげたらいいのか考えてしまったが、夫が提案した小さなロボットを作るキットと、私が薦めたQixelsという、水でくっつく小さなブロックを並べて、ドットのような半立体の絵が作れるキットをプレゼントしたら、ドット絵の方は意外にハマったらしく、もっと作りたいとブロックの追加をお願いされた。
それなのにサンタからは、また個別にプレゼントがもらえると思っているらしく、でも何がほしいのかわからないので、ヘルシンキに一軒しかない日本食料品店で、日本のお菓子を何個か買って袋に入れて、ツリーの下へ置いておいた。
日本で買う何倍もの値段のお菓子を、日頃こんなに沢山もらえる事はないので、わーい!と喜んでくれたけれど、冷静に「サンタはトーキョー館で買ったんだね!」と言われ、焦りまくる親…。
たぶんもう来年あたりでサンタクロースの正体はバレそう…。

それでも、そんな一つ一つの出来事が、子供時代の幸せな記憶として、少しでも残ってくれたらいいと願いながら、今年のクリスマスも過ぎていった。

2016.12.27 | 暮らし

アサリと葉山葵の夕べ

11月2週目の日曜日は、フィンランドでは父の日だった。
この日私が楽しみにしていたのは、大きめのスーパーで珍しくアサリを見つけたので、晩ご飯に酒蒸しを作ること。
アサリはここフィンランドでは一般的にはほとんど売られていない。たまに見かけてもかなり高いので、何か特別な時じゃないと買えない贅沢品(泣)。
すごーくよく似たSydänsimpukkaという貝も時々売られているのだけど、だいたいこの二つは並べて置かれていることが多く、しかし値段はアサリの方が高いので、買う時も間違えないように何度も店員さんに念をいれて確認。ちなみにアサリはVongole(ボンゴレ)simpukkaと呼ばれているので、日本人ならすぐに分かるはず。

asari.jpg
そんなわけで、次いつアサリにありつけるか分からないので、扱いも俄然丁寧に慎重になるわけで、前の晩から海水と同程度の濃度にした塩水に暗く静かな場所で一晩アサリ様を寝かせ、砂を吐き出してもらい、魚介類に合うという白ワインを買って来てもらい酒蒸ししたのだった。
一度に食べきるのはもったいないので、半分は冷凍保存。楽しみは永く(苦笑)。
久しぶりのアサリ様は、出汁がよく出て、殻から身をだしながら食べている間中、家族全員無言、食べることのみに集中、という美味しさでした。体の芯に染み込む味というかね、あ〜美味しい!子どもの頃から貝が大好きなので、この国の貝の種類の少なさ(せいぜいムール貝かホタテくらい)と値段の高さには、日頃からかなり落胆していたのだった。
冬馬はたしか初めてのはずなのに、私に似てかなり小さな時から魚介類が大好きなので、すごい勢いで食べていた。夫も食に保守的なフィンランド人の中では異色というか、お刺身生魚大好き、イカやタコもOKという人なので、さらにお酒で蒸すというので食指が動いたらしい。

hawasabi.jpg
そして夫は私以上に薬味好きで、山葵が大好き。勢い余ってご飯にそれだけのせて食べてるくらいなので、ストックマンデパートで葉山葵を発見すると、すぐさま買って帰ってきた。なんかぱっと見、本当に葉山葵?って感じで、匂いも味もほとんどないけど、フィンランド産だった。せっかくだから、これもちょっとアサリの上に散らしてみた。調べたら辛みを出すには下処理が必要らしい。
葉山葵なんて、父の山の家の裏庭にわんさと自生していて摘み放題だったのを思い出した。水の綺麗な所じゃないと育たないらしい。
水菜なんかもフィンランド産のが、最近はたまに置いてあったりする。ぜんぶ日本名のままというのが、なんだか嬉しい。

isa2016.jpg
食後は、焼いておいたいつものガトーショコラを食べて、ちょっと贅沢な気分の父の日であった。
冬馬は、フィンランド語と日本語のカードをお父さんへあげていて、これも成長を感じる日だった。


2016.11.16 | くいしんぼ雑記

ハロウィンのかぼちゃクッキー

フィンランドでは元々ハロウィンの習慣はないものの、ここ数年でハロウィンをイベントとして楽しむ傾向になって来ている。

kurpik01.jpg
我が家も今まではあまりやる気がなかったのだけど、昨年ジャック・オー・ランタンを初めてくり抜いてからというもの、冬馬はハロウィンが好きになったようで、今年はクッキーも焼いてみた。
ネットでレシピを探していたら、かぼちゃ型のクッキーを見つけて、さっそく冬馬と一緒に作ってみた。

kurpik04.jpg
もっと冬馬が小さかった頃は、一緒に小麦粉粘土でパンや野菜を作って遊んだりしていたことを思い出して、楽しかった。カボチャのへたの部分は、カボチャの種を差して、かぼちゃ尽くし。
このクッキーは材料も少なく生地の扱いも楽で簡単に出来て、見た目も可愛らしく、なかなかよかった。

kurpik03.jpg
かぼちゃのペーストが、まだたっぷり残っていたので、前々から作ってみたかったアイスボックスクッキーも試しに作ってみた。これは成型がけっこう難しかった。いちいち生地を凍らせたり冷やしたりしないといけないので、時間もかかる。

kurpik05.jpg
かぼちゃの口や目、鼻を棒状に作って配置し、凍らせ固めた後に切って焼く。切っても切っても金太郎飴のようにかぼちゃの顔が出て来て、この作業はかなり楽しい。

kurpik06.jpg
残ったココア生地でコウモリや黒猫の型を抜くのは冬馬も一緒にやった。

kurpik02.jpg
アイスボックスクッキーはちょっと手間はかかるけれど、一度に沢山出来るらしく、2本分生地を作ったものの、1本はまだ冷凍したまま。数えたら1本で30枚も焼けたので、次の日会うことになっていた友達にもお裾わけした。

kurpik07.jpg
冬馬の小学校では、これから仮装の日の他に、18時〜20時迄とちょっと遅い時間にディスコ大会も開催される。なぜかハロウィンの10月31日ではなく、いつも11月に入ってからこうしたイベントは行われる。
フィンランドでは11月の第一週に諸聖人の日(万聖節)というのがあり、こちらの方が重要らしく、この日はお墓参りをしたり死者に祈りを捧げ静かに過ごす日なので、パーティーとは真逆な日なのだけれど。


2016.11.02 | くいしんぼ雑記

草間彌生 Infinity

今週1週間、ヘルシンキの学校は秋休みだった。休み最後の日曜日は、ヘルシンキ・アートミュージアムで開催中の草間彌生「Infinity」を冬馬と見に行った。

kya01.jpg
会場入り口には、お馴染みの水玉オブジェが天井から釣り下げられていて、すでに草間彌生の世界が始まっていた。

kya03.jpg
kya02.jpg
鏡を巧みに使い、水玉で埋め尽くされた空間や、うねうねと伸びてゆく水玉模様の不思議な生物、無数のてんとう虫のような水玉模様のLEDライトが水面に反射しながら徐々に色を変えてゆく、といった無限な広がりを感じさせるインスタレーション作品は、大人も子供も楽しめる。

kya04.jpg
天井も床も入り口も出口も一瞬自分がどこにいるか分からなくなるような強烈なカラーの空間に入ると、頭の中がちょっとしたパニックになる。永遠にこんな空間に閉じ込められたどうしよう…と薄ら恐怖を感じる人もいるかもしれない。

kya06.jpg
草間彌生は、子供の頃から幻聴や幻覚に悩まされ、そこから逃れるためにそれらを絵に表現し始めたらしいけれど、作品を見ているとなんだかその感情がわかるような気持ちになってくる。単に鮮やかな水玉模様のポップな作品世界ではないことが理解できる。

kya05.jpg
それでも子供たちは、素直にその摩訶不思議な空間を楽しんでいた。
草間彌生がひたすらマジックペンで、増殖してゆくアメーバのような生きものを描き続けている映像が流れていたのだけど、冬馬はカッコいい!と言って、ずっとそれらを飽きもせず食い入るように眺めていたのが意外だった。子供は直感的に感じているのかな?と思ったり。

kya07.jpg
展示を見終わって入り口を出た所には、すべてが白い部屋があり、そこを訪れた人達は一人一人水玉のシールを渡され、各々好きな場所に貼るという参加型のインスタレーションも行われていて、それらも子供たちは楽しんでいた。

草間彌生の作品を前回見たのは、2004年の森美術館の「クサマトリックス」以来で、それから実に12年ぶりの展覧会は、まさかフィンランドでまた見られるとは思っていなかったので、なかなか感慨深いものがあった。
この北欧での回顧展は、デンマークを皮切りに夏はお隣スウェーデンのストックホルムで開催され、10月からヘルシンキへ巡回して来たのだけど、一番明るい季節の夏の方が作品に合っていたのに…という声を聞いたりもして、私もちょっとそう思っていたけれど、逆に太陽の光りがどんどん少なくなってゆく今の季節に来てくれて、パワーをもらえた気がする展覧会だった。

2016.10.24 | アート/デザイン

無花果と石榴のガトーショコラ

今年の夫の誕生日ケーキは、いつものガトーショコラの上に秋らしく無花果とザクロの実をのせてみた。
ガトーショコラだけだといいかげん私が飽きるので、毎回違う果物をのせてみることにしている。夫の好みとかはあまり関係ない(笑)。

hvp2016_01.jpg
無花果はフィンランドでは高級品という感じの扱いで、スーパーなどでも一つ一つ紙が敷いてあったり包まれていたりするのだけど、今年は何故かいつもの年よりかなり値段が下がっている気がする。無花果は元々大好きなのだけど、フィンランドで売られているものは、鮮度もあまりよくなく小さめで、買うのをためらうことが多かったけど、今年は大きめでイタミも少なく新鮮な感じで嬉しい。

hvp2016_02.jpg
ザクロは今まで馴染みがなかったのだけど、なぜか最近夫がよく買って来て、冬馬も好きで、1個剥いて出すとスプーンでザクザクすくいながらあっと言う間に食べ終わる程、家族みんなが好き。中に種?のようなものが入っているけれど、うちでは丸ごと食べている。プチプチした食感も私は好きだ。
この二つが、意外と濃厚なガトーショコラに合っていて、口休めにになるし美味しかった。

hvp2016_03.jpg
夫の髪もこの頃ではだいぶ白くなり、先日まじまじと見るとサイドはほぼ真っ白というか地毛と合わさって銀色に。
このままいけば順調にロマンスグレーになるだろう。そんな時、この人、私と一緒になってだいぶ大変だろうなぁと、人ごとのように思う(笑)。そこは運命と思って諦めてほしい。
というか、もう諦めていると思うけれど(笑)。夫よ、これからも、よろしく。
お互い着実に年を取ってるなぁ…と感じる夫の誕生日であった。

2016.09.20 | くいしんぼ雑記

7歳の誕生日

kuriroll03.jpg
早いもので冬馬も7歳。最近はずいぶんと成長したなと思うことも多くなってきた。
今年のバースデーケーキは、本人からのリクエストで栗クリームの抹茶ロールケーキ。昨年までにくらべ、なんだか渋い雰囲気。キャラケーキはリクエストされなくなり、ほっとしている(苦笑)。


kuriroll02.jpg
フィンランドでは栗を食べる習慣がないけれど、いちおう秋になると栗は売られていて、最近はフランス産の丸ごとマロンが入ったホールやピューレの缶詰やチューブ入りのマロンクリームなども見かけるようになり、マロン系のお菓子はわりと作りやすくなった。飾りに何年かぶりでメレンゲきのこも作ってみた。

kuriroll01.jpg
今年も誕生日会を開いたけれど、いつもいろいろお菓子を作っても、子供達は遊ぶのに夢中でほとんど手をつけないことが多く、冬馬にも皆食べないからそんなに作らなくていいよと言われたので、カップケーキを作ったくらいで、後は市販のお菓子をちょっと出しただけ。今までで一番準備は楽だった。
今年は誕生日がちょうど日曜に来たので当日に誕生日会を開き、前日の土曜日は友達家族と遊園地へ行き、前々日の金曜日に冬馬の好きなお寿司を作ってバースデーケーキも家族だけで食べた。
そんなわけで、そろそろ誕生日会を開くのも来年か再来年あたりまでで終わりかなぁと思ったり。

kuriroll04.jpg
8月から冬馬も小学校に入学。学校は毎日楽しいと言って通学しているのはいいことなのだけど、楽しすぎて家になかなか帰って来なくなってしまった(苦笑)。
最初の1週間くらいは親が送り迎えしていたが、自分一人で行きたいと言われ、それ以降は一人で通学するようになった途端に、毎日のように寄り道をして、子供の足でも家から学校まで10分もかからない近所なのに、帰宅まで30分~1時間以上もかかっている…。
フィンランドは共働きが一般的なこともあり、帰宅時に親が家にいないことが多いので、ほとんどの子が入学時から携帯電話を持っているのだけど、ひどい時は学校から真っ直ぐ友達の家に遊びに行ってしまい、そこから「遊んでいい?」と電話してくる。そして何度も、もうそろそろ帰って来なさいと電話しても、もうすぐ帰る、今もう帰る途中と言いながら帰って来ない…。
だいたい小学校はお昼ご飯を食べたら授業は終わりで、その後そのまま学校内で16時まで学童に参加しているので、友達とはそこで充分遊んでいるはずなのに、まだ足りないらしい。さらに夕ご飯を食べ終わった後も、外へ出て友達とポケモンGoがやりたいと言い出す始末。さすがにそれは週何回か必ず大人が一緒に行くと決めたけれど。
急速に行動範囲が広くなり、冬馬の世界が広がっているのを感じる。それが喜ばしくもあり、少し淋しい気もする今日この頃。

7bd.jpg

2016.09.12 | こども部屋

«  | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

maco

Author:maco
3人と1匹フィンランドの日々
・söpö~日本での日々
・postimerkki
 ~切手蒐集の愉しみ

My flickr

maco-motion. Get yours at bighugelabs.com

リンク

北欧のアンティーク雑貨と手仕事の店 カスパイッカ
Instagram

月別アーカイブ