マメ10歳

5月5日こどもの日、マメもついに10歳の大台に入りました。
誕生日なので、ザブトン2枚で(笑)
最近はかなり白い毛も増えて、冬も春も夏も秋も1年中寝てばっかりになってしまいましたが…。
これからも元気でいてね。
ちょっとウルサイ奴が、毎日チョロチョロしてるけど。

5月5日こどもの日、マメもついに10歳の大台に入りました。
誕生日なので、ザブトン2枚で(笑)
最近はかなり白い毛も増えて、冬も春も夏も秋も1年中寝てばっかりになってしまいましたが…。
これからも元気でいてね。
ちょっとウルサイ奴が、毎日チョロチョロしてるけど。
木々に新芽が吹き出し、ヘルシンキもだいぶ春めいてきたこの頃です。
穏やかな春の光の中、やはり思ってしまうのは故郷福島のこと、そして大飯原発が再稼動させられるかもしれないということ。
全国に拡散されようとしている被災地瓦礫のことも考えさせられます。
そんな中、先日カヒミ・カリィさんのブログで、とても興味深い記事を読みました。
「森の防潮堤 〜いのちを守る300キロの森づくり〜」
植物生態学者の宮脇昭先生が震災瓦礫を有効活用した「いのちを守る森の防波堤」というプロジェクトをはじめているとのこと。土地本来の樹木はとても強く、激しい風雨や津波にさえも耐えうる。人工的でその土地に本来は合わない樹木を植えた森は、自然災害に耐えることが出来ないのだそうです。
人間の都合で森や山や川を作り替え、原発事故で全て汚してしまった後も、経済のためには人を犠牲にしてもかまわない…、そんな考えはやはりどこか病んでいると思わないではいられません。
自然の力に人間は到底抗うことなどできない。自然に守られて人は生きている。
その自然を自らの手で破壊し続けるならば、やがて自滅の道を辿ることになるのではないか…。
自然に感謝し敬う気持ちは、人が人を敬うということにも通じるのだと思います。
「いのちを守る森の防潮堤推進東北協議会」
このプロジェクトの主旨に賛同される方は、ぜひご協力をお願いします。
あまり季節ごとの行事の飾りつけなどには熱心でない我が家ですが、なぜかイースター関連のものは、いつの間にか集まってきました。
以前住んでいた界隈が最近新しいお店の出店ラッシュで、もともと雑貨屋さんやアンティーク屋さんが多い通りではあるのですが、郵便局に行くついでにブラブラ散歩して、お小遣い程度で手に入る小物を物色するのが楽しみになっていたり。そこでイースターエッグなるものをはじめて買いました。
街にはこの季節になると、黄色やグリーンなどのカラフルな食器や洋服、イースターのヒヨコグッズなどであふれるのですが、あえて白とグレーの石膏(?)で出来た地にレース模様を刻みつけたようなイースターエッグを選んでみました。猫柳につりさげたら、けっこう重さがあるので枝がしなってうまくいかなかったけれど…。私的にはバルト3国や東欧中欧などでよく見かける伝統的な模様が繊細に描かれた卵を飾ってみたいのですが、フィンランドではそういうイースターエッグは見かけたことがありません。このレース模様の卵はまだそういうイメージに近い気がして選んだような気がします。
そしてもう一つ最近手に入れた陶器製のウサギの置物。手のひらにのるくらい小さいウサギです。
この手の置物はついつい飾る場所も限られているのに増えてしまい、なるべく控えるようにしていたのですが、アンティーク市で何ともいたいけなこのウサ子の表情を見てしまったら、どうしても連れ帰りたくなってしまいました。
とくに真正面から見た時の表情に、胸がわし掴みされました。猫のように両足を内側に丸くいれてうずくまっている様が妙にいじらしくて(笑)
今は冬馬の手の届かない棚の上に置いていますが、身長の伸びが著しいので、いつ触られるかと内心ヒヤヒヤしています…。
今日はイースター(復活祭)です。昨日は吹雪いたりして、またぐっと冷え込みましたが、今日は窓辺にいるとポカポカ春の陽光が差し、季節の変わり目を感じます。

ちょっと前のことになりますが、先日の自分の誕生日に旦那さんからプレゼントとして新しいカメラレンズをもらいました。
フィンランドの冬は暗過ぎて昼間でも室内で撮影するのはかなりキビしく、お店を始めてからさらに商品撮影を部屋の中でするのはほとんど無理で、毎回ダウンコート着てベランダで撮ってました…。
いくら窓つきのサンルームタイプとはいえ、隙間風がぴゅうぴゅうで、ほとんど外にいるのと同じ状態。氷点下の中、顔や手などの外に出ている部分が寒いのなんのって…。
毎回凍えながら撮影してました(悲)。
それでも撮った写真を見ると青みがかっていて、修正が必ず必要だったり、青すぎて結局撮り直したり…。
もうこれはもっと明るいレンズがほしい…と毎日のように思っていたわけで、旦那さんが珍しく誕生日のプレゼントをくれるというので、即座にレンズを頼んだわけです。
さっそく誕生日にもらったケーキを試し撮り。
明るい!この時はすでに夕方6時過ぎていて、またベランダで撮りましたが、それでも今迄使っていたレンズだったらこの時間はすでにフラッシュをつけないと撮影は無理なので、すごく明るいなぁとちょっと感動。まだちょっとピントがあわせずらい気がしないでもないですが…これでかなりお店用の撮影も楽になり、毎回ほとんどこのレンズで撮っています。
結婚以来、年々誕生日を祝ってくれるということがなくなっていた旦那さんですが、いちおう言ってみるもんだな(笑)と思いました。
実はレンズをもらうまで一悶着あったりもしましたが、今年のプレゼントは本当に必要なものだったので、結果的にはナイス!だったと思います。
ベリーのケーキを盛ったお皿はお気に入りのヌータヤルヴィ/Faunaの紫色。この色は部屋の明かりの下で見ると青に変わるのです。ほんのり淡い紫が春を感じさせてくれて、今の季節に似合うなぁと思いました。
早いものでもう明日からサマータイムがはじまります。
なんだか毎日、時間が過ぎるのが早いです。
震災から1年の3月11日は旦那さんの実家のあるラップランドで迎えました。
冬のラップランドには今まで数えきれないくらい来ていますが、今回はじめてオーロラを見ました。
冷たい極北の夜空に、音もなく静かに浮かんでは消えるオーロラを見ながら、いろいろな思いを巡らしました。
この1年、故郷である福島、東北を襲った地震・津波による震災の影響、その後の原発事故による放射能汚染について考えない日は1日もありませんでした。
それでも私は日本から約7800kmも離れたフィンランドにいて、福島から避難した人、残った人を案ずることしかできなかった。
早くに故郷を離れ、東京、その果てにフィンランドにまで来てしまった自分の中では、故郷はいつも変わらずにずっとそこにあるものだと思っていました。
だけど、それは違いました。何気ない普通の日常と非現実な極限の状態は常に隣合わせにあり、いつ両者が入れかわってもおかしくないのだという事を3.11の震災、原発事故は私達に突きつけたのだと思います。
原発事故以来、子供達を連れて避難していた妹は、1年が経った今もこれからも福島へは戻るべきではないという判断をくだし、私達姉妹が生まれ育ち母が遺してくれた家も処分する決断に至りました。
ああ、これでもう本当に福島へは帰れないのだな…と思うと、悲しいというより言いようのない諸行無常の感覚~この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動 変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができない~この世のあらゆるものはすべて移ろい行く、形あるものは必ず壊れ、あらゆるものは生じそして滅するという理が浮かびました。
これまでの自分の人生で、それまでの環境や生活が180度変わるということを少なからず体験してきましたが、それはいつも自分から望んで飛び込んで行ったものであり、望まない形で突然変化せざるを得なかった多くの人々のことを思うと、1年経っても私には言うべき言葉、かける言葉など見つからないのです。
ただ、ただ、これからも福島の東北の人々の声を聞き続けてゆきたい、これからもずっと忘れないでゆきたい、そう思うだけです。
まだ福島はじめ被災地では何も終わっていないのです。
この3.11の震災・原発事故が風化しないように、自然が人間にあたえたともいうべき試練と教訓、人類自らがコントロールできない原子力というものを続けるべきではないという脅威が忘れ去られないように、とオーロラの下で祈りました。
わが故郷よ。福島よ。
Täällä Pohjantähden alla~ここ北極星のもとに

3月1日からRaaheで始まりましたNiiranen Mayumiさんのグループ展覧会に声をかけていただき、福島の風景写真の提供をさせていただきました。
「Alkuluku」
Galleria Myötätuuli
Kirkkokatu 28 (3.krs), 92100 Raahe
3.1-3.24.2012
ma-pe klo 10-17
la klo 12-16
まだ東京に住んでいた頃、帰省のたびに撮りためた四季折々の福島、そして3.11の震災・原発事故の3か月前に一時帰国した際に撮った写真。
当たり前すぎてカメラに納めなかった風景もたくさんあり、それが今は悔やまれます。
今も何も変わっていないであろう、故郷の風景。
しかし目には見えないかたちで変わってしまった福島。
残念ながらここフィンランドも原発推進国であり、展覧会の会場となっているRaaheの町から28km離れたPyhäjokiという町に、福島の原発事故後、世界で初めて原発建設の新規計画を発表。2020年には建設が予定されています。
チェルノブイリ原発事故でロシアの隣国であるフィンランドもまた多大な放射能汚染の被害をうけ、森や海など今もその汚染はなくなったわけではありません。
事故当時、フィンランドでは4000人の女性達による「1990年までに全原発廃炉にしなければ、私達は子供を生まない」という政府にたいする抗議と著名運動もあったようですが、私が知る限り現在のフィンランドでそのような脱原発への動きはとても乏しいように感じます。
↓ここから展覧会の内容にふれているので、行かれる方はネタバレ注意です。
どっさり雪が降ったと思ったら、気温が上がって雪が溶け出しそしてまた雪が降りというのを繰り返して道路がぐちゃぐちゃな最近…。しかしやっと雪が降り積もったおかげで、子ども達はソリ滑りをしたり、除雪した雪を積み上げた雪山に登ったりと大喜びで遊んでいます。
アパートの中庭や近所を通るたびに、氷のオーナメントが木の枝に吊り下げてあったり、ベレー帽に赤いマフラーをしたお洒落な雪だるま、”かまくら(雪洞)”も作ってあって、北国で生まれ育った自分の子供時代を思い出したりて何だか懐かしくも微笑ましい冬の情景です。

今冬は暖冬だ~と思っていたら、最近はかなり寒くなってきました。少し前までは急激に冷え込み-20~25度位まで下がりましたが、今週は寒さが緩んでだいたい-10度前後。
ヘルシンキはフィンランドの南に位置するため、これでも例年に比べてすごく寒いという程でもないし、北の方はもっと気温が下がっているのですが、油断していた分だけガクッと寒くなった気がして体がついていけてないような…。寒いというより凍える、刺すように痛いという感覚です。外に出て息をするたびに鼻の中や水分のある所がシャリっと瞬時に凍るようになると、-20度以下になっているなぁと予報をみなくてもだいたいわかるようになりました(笑)。
そんなわけで外に1、2時間いるだけですっかり冷えきってしまい、帰宅しても肩や首がガチガチに強張っていて、体の芯から冷えた感覚が夜になってもなくならない。
そんな時はやっぱり湯船に浸かりたくなる、自分はやはり日本人。
最近のバスタイムの楽しみはお湯を張ったバスタブに、ラベンダーのエッセンシャルオイルを数敵たらして入る事。体がほぐれる感じがして疲れや冷えがじわーっと溶けてゆく。
そして蒸気にのって漂うラベンダーの香りにまた癒される~。
ラベンダーは殺菌効果もあり、風邪の予防にもいいのです。お風呂からあがってもバスタブのお湯をぬかずに部屋中に香りを拡散させて部屋の殺菌もしてみたり(笑)。
鎮静効果もあるのでよく眠れる気がします。
思えば日本で暮らしていた頃は常に数種類のエッセンシャルオイルを常備し、夏は虫除け虫刺され、冬は風邪予防のうがいや、肩こりのマッサージにもアロマオイルを使い、部屋でもほぼ毎日アロマポットを焚くという、かなりのアロマオタク(笑)だったのですが、フィンランドに来てからはそれまでと180度環境が変わり、育児などに追われ余裕もなかったせいか、すっかり縁遠くなっていました。
ところが最近、家族全員やたらと風邪をひきやすくなってしまい、原因はいろいろあると思うのですが、アロマテラピーをまたやってみようかなと思った一番の理由はそこにあります。
フィンランドには『Frantsila フランシラ』という国産のメーカーもあり、自社のハーブ園やアロマテラピストを養成する学校などもあります。義母がここの養成所を出た後セラピストをしていたこともあり、我が家ではお馴染みのブランドです。そんなわけで子供の頃から旦那さんも、すぐに薬に頼らないという生活が身についているようで、義母が時々パッチフラワーレメディーやアロマオイルなどを調合して送ってくれたりします。
「フランシラ」日本サイトはこちら→
今の住居は入居する時もまったく修繕してくれてなくて、あっちこっちがボロいのですが、唯一よかったと思う所はバスタブつきなところ。日本だったら当たり前な事ですが、フィンランドのバスルームはシャワーのみというのが一般的。これ冬はとくに堪えます…。
いくらフィンランドの家の中はセントラルヒーティングで暖かいとはいえ、シャワーのみで終わると体が全然温まっていない…。そのかわりサウナがついている家が多いのですが、集合住宅だとそれも各部屋ではなく各棟に一つだったりする場合もあり、入りに行くのが面倒だったり…。とくに電気のサウナは芯から温まるというより表面だけ熱くなるので、私も旦那さんもどうも苦手。というわけで我が家はフィンランドでは珍しく普段はサウナに入らない家族なのでした(苦笑)。
昔ながらの薪でたくサウナやサヴサウナ(スモークサウナ)は私も旦那さんも好きなのですが、それは普段の生活では無理なので…。
お風呂から上がったあとは、熱いカモミールティーにこれまた殺菌効果の高いマヌカハニーを入れて、ふぅふぅ言いながら飲むのが近ごろの至福の時。
そうしているうちに心地よい眠気が訪れて、ぐっすり眠れるようになりました。
フィンランドの長い冬はまだまだ続くので、今冬はこれで乗り切ろうと思っています。
2012.02.14 | Comments(12) | 暮らし